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イギリス駐在準備:日本から持って行くべき持ち物10選

イギリス駐在持ち物準備

駐在準備はやることが沢山あり、出発前は日々目まぐるしく過ぎていきます。日本から駐在に持っていく物についても、大きな悩みの種ではないでしょうか。

現在、主人の赴任に帯同しイギリス/ロンドンに住む筆者自身も、初の海外生活であり、駐在準備において何が必要で何が必要でないのか、不安と情報収集の日々だった経験があります。そんな私も現在はイギリスに駐在して1年が経ちます。その経験から、日本から持っていくべき必要なもの、現地で買えるため日本からわざわざ持って行く必要がなかったものをご紹介します。

イギリス駐在に持って行って良かった物

実際にイギリスに住み、『持ってきて良かった』と実感した物をご紹介します。

(1)SIMフリースマートフォン

駐在中、イギリスからの連絡手段はどうしようと悩まれる方も多いのではないでしょうか。

イギリスで携帯電話を購入する方法もありますが、私の場合は、日本で格安スマホ(SIMフリースマートフォン)を購入しイギリスへ持参しました。この方法を選んだ理由は、私自身英語が得意ではないので現地で購入するにはハードルが高すぎると思ったからです。

日本でSIMフリースマートフォン購入時に、店員さんから言われたのは『この機種が海外のSIMカードと対応するかは分からない』ということでした。しかし、実際にイギリスでSIMカードを購入し使用すると、電波との相性はありますが、無事にスマホを使うことができました。イギリス到着後にすぐに携帯を使用したい場合、イギリスの空港でSIMカードは販売されています。

(2)海外対応の炊飯器

イギリスに住むことになっても、食卓にご飯は欠かせませんよね。
炊飯器を持参するかは大変悩みました。というのも、海外在住の方が土鍋や鍋などを活用して炊いていらっしゃるのをネットで拝見したからです。

しかし、日本から海外対応の炊飯器を持参して正解でした。炊飯器はほぼ毎日使うものであり、土鍋よりも炊き方は失敗しないからです。小さなお子様がいらっしゃれば、なおさら必需品だと思います。何よりワンタッチでご飯を炊くことができるのが嬉しいですね。

日本から持参した海外対応の炊飯器。なぜかキティちゃん柄がお安くなっておりました。

(3)変圧器/変換プラグ

イギリスのコンセントは日本のコンセントと違う形状であるため、変換プラグは必須です。また、日本とイギリスでは電圧が違うため、日本から持参した家電製品の取り扱いは要注意です。電圧の差が大きいため誤って日本の家電を変圧器を介さずにそのまま使用すると、家電の故障に繋がります。日本の家電製品を使用する場合は変圧器を忘れずに付けて使用しましょう(変圧器非対応の家電もあるため確認してください)。

ちなみに、私は日本から持参した家電製品は、海外対応炊飯器のみです。その他の家電製品(掃除機、ケトル、コーヒーメーカーなど)は現地で購入しました。賃貸物件Flatなどであれば、契約時に大家さんまたは仲介業者に依頼すれば、家電を揃えてくれることがあります。

イギリスのコンセントの形状

(4)ラップ

イギリスのラップは驚くほどにヘナヘナです。日本のラップは本当に高品質です。イギリスのラップは切れ味が悪く、上手く対象物にくっつかないなど、少しずつイライラが溜まる原因にもなります。まさか、ラップで悩まされるとは思ってもみませんでした。荷物を入れるスペースに余裕があれば入れることをお勧めします。

海外のラップ。ヘナヘナ感が伝わりますでしょうか?笑

(5)歯ブラシ

イギリスのお店でみかける歯ブラシはヘッドの大きいものが多いです。日本のようにヘッドの小さいタイプは見かけません。細かい部分はヘッドが大き過ぎて磨きにくいことも。ご自身で愛用されている歯ブラシがあれば持参した方が良いと思います。

(6)常備薬

イギリスには、NHS(政府が運営する国民保険サービス)が存在します。しかし、慢性的な人手不足もあり、すぐに病院にかかることができません。私自身、まだ病院へ行ったことはないですが、予約がとれても2週間先になるケースも多いようです。そのため、緊急事態でない限り、病院には行く機会はないかと思われます。
慣れない土地での生活は身体にさまざまな影響を及ぼします。普段ご自身が使用されているお薬(内服薬、外用薬、点鼻薬、点眼薬など)があれば持参しましょう。

常備薬の一部

(7)洗濯ネット

イギリスの洗濯機は、大抵キッチンに備え付けられており横型のタイプが主流です。そのため、汚れを叩いて落とすイメージで、洗濯物が洗濯機の中で回ります。大切な衣類を守るためにも、洗濯ネットは欠かせません。イギリスの100円均一ショップ(pound land)で売っていましたが、質は日本の物より劣る気がしました。また個人経営されているお店などでも洗濯ネットを見かけましたが、1つあたりお値段£3~4と日本より高かったです。

(8)三角コーナー/水切りネット

賃貸物件にもよると思いますが、イギリスのキッチンシンクは意外と狭いです。また、日本のように排水溝に小さな穴(メッシュ加工)などはなく、食材の破片がそのまま排水溝へ簡単に流れてしまいます。食材の破片が排水溝に溜まれば、悪臭や詰まる原因にもなりますよね。それを防いでくれるのが三角コーナーです。私は渡英する時に、小さな折り畳みできる三角コーナーと水切りネットを持参しました。大きい三角コーナーだと狭いシンクで置き場所がないため、小さい三角コーナーが場所をとらずに便利です。こちらで三角コーナーのようなものを探しましたが、見つけられませんでした。

イギリス駐在に持っていけば良かった物

実際にイギリスで暮らす中で、『日本から持っていけば良かった』と感じたものをご紹介します。

(9)菜箸

箸は持参しようと思われる方が大半だとは思いますが、菜箸も忘れずに持参した方が良いです。私は、持参するのを忘れてしまって、中華系スーパーに買いに行きました。しかし、菜箸というものがなく、長くて太い箸しか見つからなかったのです。渋々、それを購入し使用しましたが、使いづらかったです。調理中や料理を盛る際に、何気なく使用していた菜箸。菜箸がこんなにも便利なものだったとは、と改めて気づかされました。

(10)調味料/料理酒/みりん

これらはイギリスでも手に入りますが、酒税の影響もあり割高です。そのため、荷物の隙間があったら入れることをお勧めします。ちなみにお店にもよりますが、調理酒は500mlで£10、みりんは600mlで£11程の値段で売っています。

イギリスで手に入るので要らなかったもの

イギリスでの品質が不安だったために日本から持参しましたが、不要だったものをご紹介します。

(1)生理用品

ネットの情報で海外製の生理用品の酷評などがあったため、不安に思い多めに生理用品を持ってきましたが不要でした。実際に使用してみると、そこまで悪くありません。特に肌トラブルや漏れなども現時点では起きていません。ただ、海外製生理用品にはギャザーが付いていないことが多いです。不安な方は日本の物も持参して、現地の物と並行して使用してみると良いかもしれません。

(2)マスク

私が渡英した頃は、コロナが流行する前でした。当時は使い捨てマスクを取り扱っていないお店がほとんどでした。しかし、このコロナ渦で使い捨てマスクはスーパーや薬局などでも簡単に手に入れることができるようになりました。しかし、安価な素材の為か、耳にかけるゴムが切れやすいなどのデメリットもあります。気になる方は日本のマスクも少し持参した方が安心かもしれません。また、手指消毒液類も、スーパーや薬局で手に入れることが可能です。

イギリス駐在準備:日本から持って行くべき持ち物まとめ

以上、日本から持っていくべき物10選のご紹介でした。ご自身で考えていた物と比べてどうでしたでしょうか。実際に暮らしてから感じたこの情報が少しでもお役にたてば幸いです。駐在準備はいろいろと大変ですが、無理をせずにいきましょう。

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