アニョハセヨ!
子連れで韓国・ソウルに駐在帯同中のぽこです。
韓国と言えば、K-POP、韓流ドラマ、美容、美味しいものや可愛いもの…
独身の時は韓国女子旅なんてしたけど、今となれば昔の話!笑!
現在は、子連れで韓国の駐在に帯同することになり、韓国での暮らしを経験中です。
韓国って、子連れで住むにはどうなのかしら?と悩んでおられる方へ、我が家の駐在生活体験談をご紹介します。
韓国/ソウル駐在員の状況(特に子連れ家庭の駐在の状況について)
「ソウルの子連れ駐在は難しい」
「単身赴任の方がいいのではないか」
というイメージを持っている方も多いかもしれません。
私もその一人でしたし、家族帯同を決めた時も周りからは、「なぜ単身赴任にしないのか?」とよく聞かれました。
多くの方がおっしゃる通り、昔は難しかったのかもしれませんが、最近は思っているほど難しくないように感じます。
まだ半年ですが、私は韓国に来て嫌な思いは一度もしていません。
日本と違うこと、韓国に来てできなくなってしまったことも多くありますが、駐在員仲間たちに助けられながら毎日過ごしています。
言語について
ソウルの地下鉄や観光地では、英語はもちろんのこと日本語もよく見かけますし耳にします。
タクシーの運転手の方も日本語が上手な方、日本に興味を持ってくださっている方も多くいらっしゃいます。
しかし生活圏となると、韓国語のみの場合が多いです。
スーパーの値段表記や商品についている原材料の表示なども韓国語のみ、レジの方も韓国語のみで、英語が通じないこともあります。
ファストフードやカフェ、薬局の比較的若い店員さんは英語でコミュニケーションが取れたり、キヨスク(韓国のタッチパネルのオーダー機、日本の食券販売機のようなもの)やモールの案内板は英語表記もあります。
韓国語はできないまま渡韓される方も多くいますし、私もできないので、Papagoと言う翻訳アプリにお世話になりっぱなしです。
時間がかかり自分の後ろに列があると焦ってしまいますが、なんとかなっています。
韓国語は渡韓後すぐに習い始めました。
早く身につくといいのですが…。
英語ができたほうが助かる場面が多いので、英語も勉強し直したいなと考えているところです。
韓国/ソウル駐在員の居住地・住宅情報
子連れ駐在であれば、住む場所を検討する際にまず、子供の学校を決めなければなりません。
インターナショナルスクールや現地の幼稚園等であれば、スクールバスの来てくれるところ。
ソウル日本人学校であれば、スクールバスの来てくれるところである二村(イチョン)か、学校近くが、選択肢になります。
通勤、買い物等の利便性や時間とのバランスを見て検討すると良いでしょう。
我が家は、ソウル日本人学校の幼稚部と小学部へ子どもたちを通わせていますので、スクールバスの来てくれるところであるイチョンか、自力通学(徒歩、自転車、車、公共交通機関利用での通学)の学校近くかの二択でした。
迷った末、アパート(韓国では日本でいうマンションをアパートまたは団地と呼びます)がきれいだったので、学校近くに住むことにしました。
日本人が多く住む町イチョンは、町自体が古くなってきていることと、不動産価格や家賃の高騰から、選択肢に入れない方、入れられない会社もあるようです。
昔はイチョン一択だったようですが、最近はそうでもないようです。
韓国は「宅配」が昔から根付いており非常に進んでいます。
スーパーでも一定金額以上購入すれば家まで届けてくれますし、ネットスーパー、Coupang(クーパンは韓国版Amazon。韓国にAmazonはありません!)もあり、日常生活の買い物はどこに住むにしてもおそらく困らないでしょう。
食事も出前で届けてくれるので、私も疲れた日はいつもお世話になっています笑!
車の利用について
会社にもよると思いますが、韓国駐在員の多くは、会社ルールで車の運転を禁止されています。
その点は事前によくご確認ください。
我が家も車の運転は禁止ですので、移動は公共交通機関とタクシーを利用しています。
小学生と幼稚園生の二人ですが、なんとかなっています。
韓国/ソウル駐在中の子供の学校・習い事について
学校の選択
皆さんご想像されている通り、韓国の現地校(小中学校)に日本人の子供を通わせるのは非常に難しく、日韓夫婦の方でも現地校に通わず日本人学校を選択されるご家庭も多くあるようです。
そのため、小中学校の選択肢としては、「日本人学校」か「インターナショナルスクール」の二択になることが多いです。
日本人学校はソウルとプサンにあり、幼稚部、小学部、中学部までとなり、高校はありません。
幼稚園の間は現地校を選択される方もいらっしゃるようですが、親が先生とのコミュニケーションにおいて言葉の壁もあるでしょうし、かなりの努力が必要かと思います。
韓国/ソウル日本人学校について
我が家はソウル日本人学校の幼稚部と小学部へ子供たちを通わせています。
インターナショナルスクールへの憧れもあったのですが、会社ルールに従う形となりました。
ソウル日本人学校には、日本人の先生、韓国人の先生がおられ、幼稚部より英会話と韓国語も教えてくださいます。
先生も保護者の皆さんもとても親切で、学校関連で不安を感じたり悩んだことは一度もありません。
地元校との交流や社会見学、韓国伝統音楽の演奏会があったりとソウルらしさもあり、とても満足しています。
韓国の子供の習い事事情
受験が大変な韓国ですが、習い事も同様で、小さいうちから習い事を「はしご」することも多いのだそうです。
習い事が週1回というのは少ない方で、テコンドーや英会話、塾など、週2~5回のレッスンなんてこともあります。
スクールバスがあるところもあり、雰囲気的には子供を預けるような形となります。
その分お月謝も高く、日本と同じ習い事を韓国で継続させるのは、子供たちの体力、スケジュール的にも、またお月謝的にも難しいかもしれません。
韓国は時差がないため、日本のオンラインの習い事をそのまま継続されている方もいらっしゃいます。
韓国にはテコンドー教室がとても多くあります。
テコンドーは韓国の国技ですので、日本で言うと相撲を習わせるようなもの…?と思っていたのですが、テコンドーは体操教室のようなもので、トランポリンをしたり、縄跳びをしたり…レッスン内容もテコンドーだけではないようです。
日本人学校に通わせていると現地の子供たちと交流する機会がなかなかないので、韓国らしいこともさせたいと思い、我が家はテコンドーをさせています。
また、SJC(Seoul Japan Club)の同好会等を利用して週末にスポーツをしている子供たちも多くいます。
お手頃に子供も親も、家族でスポーツを楽しめるので、参加されてみるのもいいかなと思います。
韓国/ソウルの子育て情報
韓国での子育てのしやすさ
韓国は儒教の国というイメージが強く、年配の方を敬う、子供たち同士でも年上の人を敬うらしい…と言う噂を聞いており、子育てに不安があったのですが、来てびっくり!
子供に非常に優しい国です。
韓国は車を利用されている方が多いこともあり、私たちのように公共交通機関を利用する子連れ家族は少ないためか、電車やバスに乗っていると、おじいさん、おばあさんでも子供に席を譲ってくださいます。
お菓子をくれたり、可愛い可愛いと撫でてくれたり…
日本では「知らない人にものをもらってはいけません」と子供に言っていましたが、子育てを頑張っているからと私までも知らない人からお菓子をもらうことがあります笑!
カフェや飲食店、買い物をしている時でも子供と一緒だとよく話しかけられますし、サービスをしてもらえることもあります。
子連れでよかったと思うこともしばしば…何も心配はいりません。
韓国/ソウル子連れ駐在員にお勧めの施設(買い物・遊び場等)
買い物天国の韓国ですが、子供の服や身の回りの物を探すのに少し苦労しました。
ソウルには日本のユニクロ、無印良品、海外のファストファッションの店舗も多くあるので、子供服の購入は安心しきっていたのですが、都会の方へ行くと子供服の取り扱いがほとんどありませんでした。
百貨店に子供服はあるのですが、ハイブランドが多く、毎日着る服には向かないものが多いかなと思います。
ですので、我が家の子供とのお買い物は、日本のイオンモールのような「スターフィールド高陽(コヤン)」によく行っています。
「スターフィールド高陽」は、ユニクロ、無印良品のような日本のお店や、H&MやZARA等の日本でも馴染みのあるファストファッションブランド、NIKE、adidasのようなスポーツブランドなどなど…多くのお店が入っています。
更に韓国のファストファッションブランドも入っており、手ごろな価格の子供服の取り扱いも多く助かっています。
また子供の遊べる施設、ボウリング場や映画館、「アクアフィールド」と言うプールもあるきれいなチムジルバンもあり、たっぷり遊べます。
コストコのようなホールセールのスーパーもあり、こちらは会員登録なしでお買い物が楽しめます。
ぜひご家族で行ってみてください!
韓国/ソウル子連れ駐在家族の体験談まとめ
近くて遠い韓国。
言語、文化の違いだけでなく、多くの不安、心配事があるかと思います。
私も韓国に来る前はそうでしたが、今はそうではありません。
子供達も楽しんでいます。
韓国は週末を利用して日本から行くこともできるので、不安があれば下見を重ねそれらを解消されていくのもいいかと思います。
時差もなく家族やお友達も気軽に来てくれますよ。
旅行先、留学先としても人気の韓国!
韓国駐在をチャンスととらえ「韓国に住む」と言う貴重な体験にご家族で挑戦するのはいかがでしょうか。
きっと素晴らしい体験となりますよ!