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アメリカの道路標識まとめ~標識の意味と色による見分け方

アメリカの道路標識まとめ

日本とは走行車線が逆であったり、ルールも違ってくる海外での運転。
道路標識の意味を把握しておきましょう。

今回は、アメリカの道路標識用語を紹介します。
DMV(Department of Motor Vehicle)のホームページや”Road signs”で調べるとリストを探すこともできます。

運転中に頻繁に見かける道路標識の意味

Stop・・・「一時停止」

ブレーキを踏み、完全に停止し安全確認をしないとといけません。

止まれ・一方通行

One way・・・「一方通行」

車線が多くても一方通行のことがあるので、知らない土地では注意です。

Yield・・・「ゆずれ」

他の道路に進入したり、交わる際にこのサインがある場合があります。
完全停止しなくていいのですが、他の車が向かってきている時はそちらが優先となるので、速度調整しながらゆっくり進むか、一旦停止して道路に進入します。
信号がついている横断歩道はないけれど、歩行者優先”Yield to Pedestrians”というサインがある事もあります。

ゆずれ

Speed limit・・・「制限速度」

制限速度よりかなり遅く走行するのも問題となってしまうことがあるので注意です。

速度制限

School zone・・・「スクールゾーン」

学校の近くにあります。スクールゾーンでは制限速度が変わるので注意です。

Roundabout・・・「ラウンドアバウト」

新興住宅地に多いです。
信号や停車サインを作るよりも、車の流れがよくなるので、新しく街が開発されている場所ではこのラウンドアバウトが使われていることが多いです。
大きな道路では車線が複雑なこともあります。

Flagger ahead/flag person ahead・・・「旗を持っている(交通整理をしている)人が先にいます」

工事中の道路にいます。
片側の道路を封鎖している時などにいるのですが、かなり手前でサインが設置されているはずです。

Marge・・・「合流」

車線の数が減る時に見かけるサインです。

Exit・・・「出口」

フリーウェイで見かけます。

Left lane close in 2 miles・・・「2マイル先、左車線閉鎖」

車線が減る場合や、工事中に見かけることがあります。

No passing zone・・・「追い越し禁止」

一車線でも、道路が点線の場所は追い越しをすることができます。
カーブ前や対向車線との調節の為、このサインがあることがあります。

Do not enter/ Wrong way・・・「進入禁止」

車線が多い場合、フリーウェイの入口がややこしい場合や、一歩通行の道路にあります。

Bump・・・「段差あり」

学校周辺や住宅地などでスピードを出しやすい道路に注意として段差があります。

Detour・・・「まわり道」

工事中によく見かけるサインです。
先の道が閉鎖されており、他の道を通らなければならない時にあります。

Soft shoulder・・・「路面弱い」

”Shoulder”というのは道路脇のこと。
フリーウェイなどは、救急車両が通ったり、パンクなどの緊急時ように車線の端っこが幅広くありますが、”Soft shoulder”とはこの道路脇が小さな石だったり土だったり、道路とは違う素材のことです。
通常の場合は、”shoulder”を走行することは禁じられています。

No outlet・・・「この先行き止まり」

住宅地で見かけるこのサイン。複数の道路と繋がっているが、この道路の入口以外の出口がないこと。

この先行き止まり

Dead end・・・「この先行き止まり」

一本道の先が行き止まりのこと。

標識の色で意味を見分ける方法

標識の背景の色で何の情報が書いてあるのか区別することができます。

赤色・・・ストップサイン、ゆずれのサイン、進入禁止などのサイン

白色・・・速度制限なのど規則を表すサイン

オレンジ色・・・工事関連

黄色・・・注意・警告

青色・・・飲食店やホテルなどの情報

茶色・・・施設や公園

みどり色・・・道路の名前や方向を示す

工事関連はオレンジ色
工事関連はオレンジ色

アメリカでは、赤信号でも右折はできる

アメリカ全土、共通のルールです。
赤信号であっても、右折する方向に車が走ってこなければ、曲がることができます。
ですが、ニューヨークでは禁止となっており、できる道路のみ、そのサインがあるようです。

大きな道路では、車線が多いこともあるかと思いますが、一番手前の車線に入ることがルールです。
視界が悪い道路などでは、”No Turn on Red”(赤信号で曲がるな)と書かれているサインが信号についています。

赤信号で曲がるな

踏切では一時停車は必要ないが、左右をしっかり確認する

“Stop”サインがない限り、踏切手前では一時停止はしなくてもよいです。
あまり交通量の多くない踏切には、踏切棒やライトがない場合もあるので、自分で確認して進まないといけません。
トラックやバスなどの大型車は、サインがなくても一時停止が義務付けられていることもあるので、後ろを走っている時は注意が必要です。

大都市のフリーウェイ・ハイウェイで見かけるダイヤのサイン(HOV/Carpool)

シカゴやアトランタなど、大きな都市のフリーウェイやハイウェイを運転している時に、白黒でダイヤの絵が描かれているサインをみたことがあるかもしれません。

例えば、”HOV 2+ Only”と書かれていることもありますが、これは”High Occupancy Vehicle 2 or More Passengers Only”(2人以上の乗客が乗っている自動車のみ)という意味で、バスもそうですし、一般の車でも2人以上車内にいる場合は通ることができます。
時間が制限されていることもあるので注意です。
”HOV”ではなく”Carpools”と書かれていることもあります。

HOVサイン

通勤時(もしくは終日)などに、混雑緩和や排ガスの低減を意識して設定されています。
他のレーンが混雑していて、HOVレーンが空いているからといって、1人乗りで走ると、violation = 違反行為となり、高額なfine = 罰金を取られます。
1台に2人以上が乗車している場合は問題なく使用できますので、ご安心を!

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