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シンガポール子連れ駐在帯同して良かった3つのこと<駐在妻レポート>

シンガポール駐在帯同のメリット3つとシンガポール駐在妻の1日

夫の仕事の都合で日本を離れたのは、2019年12月でした。真冬の日本から一年中夏のシンガポールへ。季節だけでなく全ての環境がガラリと変わりましたが、その中で駐在に帯同して良かったと思うこと3つをご紹介します。

シンガポール駐在に帯同してよかったこと3つ

シンガポール駐在帯同のメリット(1)公園やプレイエリアなど、子どもの遊べる場所がたくさんある

シンガポールというと、煌びやかな夜景やテーマパークなど、大人が楽しめる観光地というイメージが強いかもしれません。ですが実は、有名な観光地である以上に子どもの遊び場がたくさんある国です。

1番身近な遊び場は、“コンドミニアム”と呼ばれる外国人が住むマンションの、プールやプレイエリアです。私たちが住んでいるコンドミニアムのプレイエリアには、滑り台・シーソー・鉄棒・テニスコート・ビリヤード場・小さな図書室などがついており、プールも大人用と子供用の2つあります。ちょっとした公園くらいの広さの中庭があるので、子どもと散歩するのも楽しいですし、プールに入っても良し、遊具で遊んでも良しという充実した設備です。

夕暮れ時のコンドミニアム
夕暮れ時のコンドミニアム
日本で言うマンションのようなものです。プールやジムがついており、中には温泉がついているところもあるそうです。ゴミは分別なく24時間捨てられるのでとても便利です。

大きなショッピングモールには大抵キッズルームがあり、中にはまるで遊園地のような施設がついているところもあります。近所の公園も広くて、子ども達がサッカーしたりバスケしたりと、思い切り体を動かすことができます。もちろん有料で遊べる施設もあり、こちらはたくさんありすぎて紹介しきれないほどです。

シンガポールのショッピングモールにあるプレイエリア
ショッピングモールのプレイエリア
大きなショッピングモールの屋上にあるプレイエリアです。COVID-19の前は、たくさんの子供達がここで水遊びをしていました。

シンガポール駐在帯同のメリット(2)子連れに優しく親切な人が多い

出かけた先で子どもがぐずってしまい、周りの目が気になって窮屈な思いをしたことは、多くのパパやママが経験していることでしょう。我が子も出かけた先でぐずったり大泣きしたり…なんてことはしょっちゅうでした。

すると周囲の人が「どうしたの?」「何が悲しかったのかしら。元気出して、大丈夫よ」「子どもは泣くものだからね。何か手伝えることある?」と私や子どもに話しかけてくれるのです。電車に乗った際、携帯ゲームをしていた青年が、我が子にゲームの画面を見せ一緒に遊んでくれたこともありました。

また、バスや電車には優先席が多く設置されています。幼い子どもを抱っこして乗れば大抵だれかが譲ってくれますし、ベビーカーで乗り降りする時も近くにいる人が手伝ってくれることがとても多かったです。街行く人の親切にいつも助けてもらえるので、本当に素敵な国だと思います。

マリーナベイサンズ
マリーナベイサンズ
National Day(シンガポールの建国記念日)での特別ライトアップされたマリーナベイサンズ

シンガポール駐在帯同のメリット(3)一つの国にいながら、様々な国の雰囲気を味わうことができる

シンガポールは、中華系・マレー系・インド系・欧州系とさまざまな人たちが暮らしています。はっきりと分かれている訳ではないですが、地区ごとにどの人種の人が多く住んでいるかで、街の雰囲気がガラリと変わります。

行事の時はそれがとても顕著で、「チャイナタウン」は旧正月の時期にはとても華やかに飾られますし、「リトルインディア」はディパバリ(ヒンズー教徒の祝祭)の時期にはたくさんのイルミネーションに包まれます。一つの国にいながら、様々な人種の人たちとふれあい、その人たちの文化や行事を見ることができるのはとても貴重な体験です。

シンガポールのチャイナタウン イルミネーション
チャイナタウンにて中秋の名月を祝うお祭りの様子です。今年は自粛でささやかなライトアップです。

シンガポール駐在に帯同する駐在妻の1日の流れ(平日編)

夫の仕事がある日は家事や子育てをしつつ、友人とカフェに行く時間を楽しみます。夫が休みの日は家族3人で観光地に遊びに行ったり、少し遠くまで買い物に出かけたりと外出を楽しみます。そんなシンガポール駐在妻の、とある1日をご紹介します。

7:00 起床・朝食

私が朝食を作っている間は、夫が子どもと遊んでいます。子どものオムツ替えやお着替えをすませて、3人で揃ってご飯を食べます。時間に余裕がある時は近所のパン屋さんへ、子どもの散歩がてらに行くこともあります。

8:00 夫、出勤→家事

子どもが遊んでいる間に、掃除・洗濯、昼食の準備などの家事をします。

9:00 子どもと朝の散歩

シンガポールは、一年中高温多湿の常夏の国です。朝9時とはいえ、晴れの日はすでに汗が出るような気温です。子どもの水分補給を気にしながら、コンドミニアムの中庭や近所の公園へ散歩に行きます。同年代の子どもを連れたママさんやメイドさんがいるので、そこで仲良くなることもあります。

近所の公園(プレイグラウンド)
近所の公園(プレイグラウンド)
砂場やブランコ、アスレチック、シーソーなどの遊具もあります。涼しくなる夕方には、子どもたちが少人数のグループでそれぞれ遊んでいます。

12:00 夫、帰宅。昼食

COVID-19の影響で職場での滞在時間が厳しく決められた為、夫はたいてい昼ごろには帰宅します。時々テイクアウトでご飯を買ってきてくれることもあります。シンガポールでは食事は外食が多い為、自炊する家庭はあまり多くないようです。そのぶん、地元の人たちが利用するフードセンターでは、とても安い値段で外食できるのでありがたいです。

ホーカーセンターでの食事
ホーカーセンターでの食事
一杯S$4(約320円)で、お腹いっぱいになります。上に乗っている小籠包がとっても美味しいです。

13:00 子どもがお昼寝をしている間に、夕食の準備や残った家事

子どもが寝ている間は、私の自由時間です。が、結局、夕食の献立を考えたり残りの家事をしていたら子どもが起きる時間に…。時間があればネットで動画を見ることが多いです。

14:00 午後からは夫が在宅ワーク、私と子どもは友人とカフェへ

夫が家にいることで、子どもはパパと遊んで欲しくてぐずってしまうので、天気が良い日は積極的にお出かけするようにしています。部屋の中ばかりで遊ぶのは退屈なようで、子どもも外に出るのを楽しみにしています。月に1-2回、友人と様々なエリアのカフェを巡って楽しくお茶しています。

友人とのカフェ
友人とのカフェ
友人と一緒に行ったカフェでの食事。カフェやレストランだと少し値段は上がりますが、美味しいデザートに舌鼓を打ちながら楽しくおしゃべりします。

16:30 私と子どもは帰宅。私は夕食作り、子どもの相手は夫

地元のスーパーでも、日本の食材や調味料は売っているので、我が家の食事は和食多めです。時々、シンガポールならではなレトルト食品や調味料を試してみて美味しいものを探すのが楽しみです。

19:00 入浴

海外らしくバスタブは無くシャワーのみです。ただ、子どもはまだ一人で立てないので、小さめのビニールプールにお湯を溜めて入る入浴スタイルです。

20:30 子ども就寝/23:00 就寝

子どもが寝た後は、ネットで動画を見たり、英語の勉強をしたり、行きたいカフェや観光地を調べたりと自由時間を過ごします。その後、23時頃に就寝します。

シンガポール駐在に帯同する駐在妻の1日の流れ(休日編)

7:00 起床・朝食

家族で朝ご飯を食べ、外出の支度をします。

8:30 シンガポール動物園へ出発

この日はシンガポール動物園へお出かけ。午後はどうしても暑くなるので、お出かけする時は早朝の時間帯を狙って向かいます。シンガポールはタクシーが非常に安いので、子どもも小さいこともあり、よくタクシーを利用します。

シンガポール動物園
シンガポール動物園
動物たちそれぞれのエリアが、とても魅力的に整えられているため、迫力ある様子を間近に見ることができます。何度行っても楽しい場所です。

11:00 少し早めのランチ

日差しも強くなってきたのと混雑回避のため、少し早めのランチです。こうしたテーマパーク内には大抵レストランがあり、ベビーチェアも用意されているところばかりなので安心です。園内にはベンチも点在しているので、こまめに水分補給もできます。

14:00 帰宅

はしゃぎ疲れもあって、帰宅するなり子どもはお昼寝へ。

17:00 夕食

お出かけした日は、デリバリーでご飯を注文することも多いです。日本よりもデリバリーフードが発達しており、家からは遠くの有名なお店のご飯も食べられるので楽しみです。

19:00 入浴/20:30 子ども就寝/23:00 就寝

動物園でたくさん撮った子どもの写真を夫婦で見返して楽しみます。また、いくつか写真をピックアップし、写真共有アプリで祖父母と共有します。その後、23時頃に就寝します。

シンガポール駐在帯同のメリット3つとシンガポール駐在妻の1日まとめ

治安も非常に良く、医療水準も高く、電車・バス・タクシー代も安く、親切な人がとても多い国、シンガポール。最初は異国の地での子育てをとても心配していましたが、今は不安よりも楽しさでいっぱいです。夫婦で数多くある観光施設を巡っても良し、子どもを連れて各地の公園で遊んでも良し、安価で美味しい料理を楽しんでも良し、シンガポールでの駐在期間を様々な方法で楽しんでみてください。

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