海外でも日本食スーパーやアジア系食品を扱っているお店にいけば、日本で売っている物とパッケージは同じなので、買い物で困ることはほぼありません。
今は海外でも日本食は人気で、興味がある人から作り方や必要な材料は何かを聞かれることがあるかもしれません。
普段良く使う調味料は英語でどう言うのか、確認してみましょう。
日常よく使う日本の調味料を英語で言うと
*しょうゆ・・・soy sauce
*みりん・・・sweet cooking wine
日本食が大好きな人にはmirinで通じることもあります。
*だし・・・soup stock
かつおだし・・・bonito soup stock
こんぶだし・・・kelp soup stock
アメリカのレシピサイトにはdashi stockとも出ています。
*コンソメ・・・bouillon/broth
固形はbouillon cube。
stockは骨からの出汁、broth は野菜やお肉を煮てつくる出汁のことを言います。
*ごま油・・・sesame oil
*パン粉・・・bread crumbs
揚げ物だけでなく、ハンバーグのつなぎに使ったり常備品ですね。
現地のスーパーマーケットで購入する際の要注意な品です。
粉物コーナー付近に行くと、「bread crumbs」というパン粉らしき商品が置いてあります。
これはこれで良いのですが、かなり粉が細かい。
ザクザクしたトンカツを作るには難しい品です。
「bread crumbs」の近くに「Panko」という商品があったら、粉も大きめで日本のパン粉に近いです。
*片栗粉・・・potato starch
*七味唐辛子・・・seven-spice chili pepper
*わさび・・・wasabi
これは世界共通語です!
*和がらし・・・hot mustard/ Japanese mustard
*ふりかけ・・・rice seasoning/ sprinkles for rice
*お酢・・・rice vinegar
アメリカの料理で一般的に使われるのはwhite vinegarです。
*ポン酢・・・citrus seasoned soy sauce
Corn starchとPotato starchの違い
日本食で一般的に使われるのは、片栗粉=”potato starch”ですが、日本食品を取り扱っているお店でなければ見つけにくいかもしれません。
そこで便利なのは、”Corn starch”。
普段行くスーパーで見つけられますし、値段も片栗粉に比べてとっても安いです。
とろみをつけるだけではなく、唐揚げなどにも使えますし、アメリカのお菓子のレシピでも使われることはよくあります。
料理が冷めても、とろみが取れにくいです。
ただ、料理の色がすこし濁ってしまうので、物によって使い分けるといいかもしれません。
アジア系スーパーに行くと、”Tapioca starch”も売られていますが、中華料理ではこれが使われることが多いようです。
”Corn starch”を使う場合は、粉:水=1:1の割合で使うと、滑らかなとろみになるようです。
塩の種類の英語
アメリカのスーパーで1番見かけるお塩、”Iodized salt“。
これはヨウ素が添加されているお塩のことですが、わかめなどの海藻や海水魚の摂取量が日本人に比べて少ないアメリカ人にとっては大切な栄養素なのです。
アメリカでも地域によっては海藻や海水魚を頻繁に食すことができないこともあると思うので、お塩を料理によって使い分けると良いかもしれないですね。
その他、お塩に関する用語を紹介します。
*table salt・・・食卓塩
*sea salt・・・海水塩
*kosher salt・・・コーシャーソルト
(ユダヤ教の食材規定に認定された物です。
普通のお塩よりも少しまろやかな味だそうです。
その外にもプレッツェルやカクテルのグラスの飾りに使われるようです。)
*pink salt・・・ピンクソルト(ヒマラヤ岩塩)
*coarse・・・粗い粒
*fine grain・・・細かい粒(さらさら)
*flake・・・フレーク状
砂糖の種類の英語
スーパーに行くとお砂糖も種類がたくさんありますが、日本で一般的な「上白糖」は見かけません。好みのお砂糖を見つけてみましょう。
*Beet sugar・・・てんさい糖
*Cane sugar・・・さとうきび
*Palm sugar・・・やし糖
*Granulated sugar・・・グラニュー糖。
別名”white sugar”や”table sugar”ともいいます。
cane sugarでできているグラニュー糖のほうが、粒が細かくなっています。
*brown sugar・・・しっとりとしたお砂糖。
モラセス”molasses”の量によって”light brown sugar”と”dark brown sugar”があります。グラニュー糖よりも甘さは控えめです。照り焼きソースや日本料理に向いていると思います。
*confectioners sugar・・・粉砂糖。
“powdered sugar”ともいいます。
おろししょうが
アメリカのスーパーでも、おろししょうがのチューブを見かけることはありますが、油が混ざったペースト状の場合が多いです。おろしにんにくや、バジルペーストなどと同じ棚に置いてあることがあります。
練りごまを英語で・・・sasame paste
練りごまは英語で言うと”Sesame paste”となります。
大きな日本食スーパー以外ではなかなか目にしないかとは思いますが、実はよく利用するスーパーでもあるかもしれません。
スーパーの”International section”か、ピーナッツバターなどが売っている棚を確認してみて下さい。
”Tahini”という商品名で売られています。
”Hummus”と言って、ひよこ豆とゴマペーストを混ぜて味付けした中東料理があるのですが、アメリカでは人気のディップなので、自分たちで作る人も多いのです。
ゴマドレッシングやしゃぶしゃぶのゴマダレなんかを作りたい時には、これが使えます。
マヨネーズを英語で
スーパーに行くと、マヨネーズも種類がいっぱいで迷ってしまいます。
日本の定番ブランドのマヨネーズは卵黄のみをたっぷり使用していますが、アメリカで売られている物は、全卵が使われているので割とあっさりした味です。
マヨネーズ好きの方にとっては、どのマヨネーズを買ってもなんだか物足りない味かもしれませんが、”Real Mayonnaise“と書いてあるパッケージのがあれば、
それが割と近いかもしれません。
カロリーや脂肪分が気になる方は、”Olive oil”を使った商品や”Lite”と書かれているマヨネーズをチェックしてみましょう。
“Whip“という種類のマヨネーズは、甘めです。
マヨネーズはスーパーの”Condiment“(調味料)エリアにあります。
海外の小麦粉の英語と種類
海外のお菓子レシピは all-purpose flourを使うことがほとんどです。
日本のケーキのようにフワフワの生地を作りたければ、cake flourを探してみましょう。お店に行くと、
“bleached flour”と”unbleached flour”がありますが、製造過程で熟成を進めるために化学薬品を使用しているのが”bleached”、使用していないのが”unbleached”です。
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