アメリカの定番「PB&J」|ピーナッツバター・ジャムの種類まとめ

アメリカで子どもに持たせる軽食として最も人気なのが「Peanut Butter & Jelly(ピーナッツバター&ジェリー)」サンドイッチです。

パンにピーナッツバターとジャムを塗ったこのサンドイッチは、アメリカの学校生活の必需品で、「PB&J」または「PBJ」と略されることもあります。

アメリカのスーパーのピーナッツバターとジャムの売り場
ピーナッツバターとジャムは、同じ通路の向かい合わせに並んでいることが多いです。左側がジャム、右側の青いふたの Jif などがピーナッツバターです。

ピーナッツバターの種類は?(なめらかさで選ぶ)

スーパーに行くと様々なピーナッツバターの種類があることに気がつきます。

これは主に「なめらかさ」の違いによるもので、大きく分けると次の3タイプがあります。

パッケージの表示意味
Creamy / Smoothなめらか。粒が入っていない
Chunky / Crunchyピーナッツの粒入り
Super Chunky / Extra Crunchy粒がさらに大きい

実際の商品ラインナップをメーカー別に確認したところ、Pics「Creamy/Chunky」、Jif「Creamy/Extra Crunchy」、Skippy「Creamy/Extra Crunchy Super Chunk」、Teddie「Smooth/Super Chunky」のように、ブランドによって呼び方が多少異なることが分かりました。

Pics の CREAMY と CHUNKY のピーナッツバター
①の CREAMY はなめらかなタイプ、②の CHUNKY は粒入りのタイプです。ふたの色で分けているブランドも多いので、2回目からは色で見つけられます。

Pics・Skippy・Teddieの実際のパッケージを見比べると分かるように、同じ「なめらか」「粒入り」でも呼び方はブランドごとに違います。

どれが好みかは人それぞれなので、いろいろ試してお気に入りを見つけてみてください。

Teddie の All Natural Super Chunky のピーナッツバター
赤枠の Super Chunky は「粒がとても大きい」という意味です。下の UNSALTED は「塩なし」で、塩入りのものと並んで売られています。

Natural と書かれたピーナッツバターとは?

パッケージに”Natural”や”Organic”と書かれたピーナッツバターは、ピーナッツと塩だけで作られた商品が多く、購入直後は瓶の上部に油が浮いていることがあります。

実際にTeddie等のNaturalタイプの商品ラベルには”STIR WELL”(よくかき混ぜてください)と表示されており、使う前によくかき混ぜてから使うのがポイントです。

Teddie の All Natural Smooth Peanut Butter
①の All Natural は「自然なままの」、②の Smooth は「なめらか」という意味です。Teddie の Natural は油が分かれるので、使う前によく混ぜましょう。

ただし、Natural と書かれていても、油が分かれないように作られた商品もあります。たとえば Skippy Natural は、パーム油(palm oil)を入れて、混ぜなくてもよいようにしています。

Skippy Natural のピーナッツバター
①の No Need to Stir! は「混ぜなくて大丈夫」、②は Natural の表示です。混ぜるのが面倒なときは、No Need to Stir! と書かれたものを選びましょう。

一般的な”Regular”タイプ(表記なし)は油が分離しにくいよう加工されています。

パーム油や砂糖が多い商品は、“Peanut Butter” ではなく “Peanut Butter Spread” と書かれていることがあります。ピーナッツだけのものがよいときは、原材料(Ingredients)を見てみましょう。

ナッツフリーのときはどうする?(サンフラワーバター)

プリスクールや保育園などのランチ・おやつでは「ナッツフリー」(ナッツ類禁止)の指示があることも。

その場合、ピーナッツバターの代わりになるのが「サンフラワーバター」です。

ひまわりの種からできており、色や見た目はピーナッツバターのようですが、味は違います。

SunButter のサンフラワーバター
①は Natural のサンフラワーバター、②の no sugar added は「砂糖を足していない」という意味です。瓶の free from the top 8 allergens は「主なアレルギーの原因8つが入っていない」という意味です。

栄養(カロリーやタンパク質、鉄分など)は、ピーナッツバターと近いものが多いですが、商品によって違います。気になるときは、ラベルの Nutrition Facts を見比べてみましょう。

ピーナッツバターが大好きな人にとっては少し物足りない味かもしれませんが、ピーナッツバターの売り場に並んでいることが多いので、ぜひ試してみてください。

なお「ナッツフリー」として認められる代替品の基準は園や学校によって異なるため、代替品として使う際は事前に確認することをおすすめします。

Jelly・Jam・Preservesの違いは?

PB&Jの”Jelly”は、日本語で言うデザートのゼリーではなく、ジャムのことです。実は英語では、果物の加工の仕方によって呼び方が変わります。

ラベルの表示意味
Jelly果汁で作る。果肉が入っていない、透き通ったジャム
Jam果物をつぶして作る。果肉が残っている
PreservesJam とほぼ同じ。大きめの果肉が残っている商品が多い
Welch's のグレープジェリーと Smucker's のグレープジャム
①は果肉の入っていない Jelly、②は果肉の入った Jam です。PB&J の定番は、①のようなコンコードグレープ(Concord Grape)のジェリーです。

アメリカの FDA の規格では、Jam と Preserves は同じ種類の食品で、どちらの名前を使ってもよいことになっています。お店では、大きめの果肉が入ったものに Preserves と付けていることが多いです。

ジャムとピーナッツバターが混ざって売られている商品もあるくらい、PB&Jは子供メニューの定番です。

Kroger の Yipes! Stripes! のピーナッツバターとジェリー
赤枠の GRAPE JELLY & CREAMY PEANUT BUTTER は「グレープジェリーとなめらかなピーナッツバター」という意味です。しま模様に入っていて、1つの瓶で PB&J が作れます。

よくある質問

Q. PB&J の Jelly はゼリーのことですか?

A. いいえ、ジャムのことです。英語の jelly は、果汁から作った透き通ったジャムを指します。デザートのゼリーは、英語では Jell-O(商品名)や gelatin と言うことが多いです。

Q. Natural のピーナッツバターは、必ず混ぜないといけませんか?

A. ピーナッツと塩だけで作ったものは油が分かれるので、使う前に混ぜます。Skippy Natural のように No Need to Stir!(混ぜなくて大丈夫)と書かれた商品もあります。

まとめ

PB&Jはアメリカの子供たちの定番ランチ・おやつ。

ピーナッツバターのなめらかさやナッツフリーの選択肢、Jelly/Jam/Preservesの違いを知っておくと、スーパーでの商品選びがぐっとスムーズになります。

パントリーコーナーの他の商品もあわせてチェックしたい方は海外のスーパー 売り場別ガイドもご覧ください。

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