駐在が決まった時に日本食材が手に入るかどうか、自宅でどれくらい和食を作れるかどうか心配になりますよね。
南アフリカ共和国ヨハネスブルグ駐在妻歴4年の筆者が、南アフリカ共和国で手に入る日本食材を使って作ることができる和食についてご紹介いたします。
日本食を作るための調味料はどこで買える?
南アフリカ共和国には残念ながら日本食材店はなく、代わりに韓国食材、台湾食材、中華食材店があり、その食材店の中に日本食材が売っています。
醤油、だし、みりん、酒、など基本的な調味料から、めんつゆ、ふりかけ、のり、みそ、米も売っています。
いわゆる日本のロングセラー商品のように昔からある調味料がそろっています。
米も日本米、台湾米、韓国米、オーストラリア米、アメリカ米などがあり、もち米、小豆、大豆等も売っています。
これだけ最低限の調味料があれば基本的な和食が作ることは可能です。
そのため、駐在の準備で日本から重たい調味料を無理して持っていく必要はなかったなと私は少し後悔しました。
特別な調味料やこだわりのものなどありましたら、少し持っていくと料理をする時に楽しくなるかもしれません。
薄切り肉と魚はどこで買える?
日本ではポピュラーな豚肉や牛肉の薄切り肉は、南アフリカ共和国のスーパーや肉屋に行ってもありません。
日本食って、薄切りスライスされたものを使うメニューが多いですよね。
そんな時は事前に薄切り肉を注文することが必要で、ヨハネスブルグでは日本人が良く利用する店が2店舗あります。
このようにきれいに加工してくれます。
これで、しゃぶしゃぶや肉じゃが、豚汁、牛丼など作れますね。
(右・牛ロース、真ん中・豚バラ、左・豚ロース)
魚は日本のように種類は少ないですが、サーモン、サバ、ブリ、白身魚がスーパーに売っており、より豊富な種類を求める方は、魚屋に行くことをおすすめします。
魚屋に行くと生で食べられるサーモンとマグロが手に入り、他にも冷凍コーナーにイカ、アサリ、タコ、エビ、ニシンなど魚介類もあります。
値段は日本より少し高めでちょっと贅沢品になりますが、肉ばかりで飽きてしまったときや、魚好きの人も安心して手に入れることができます。
我が家は魚が好きなため、魚屋に行く機会が多くいろんな料理に挑戦してみました。
ヨハネスブルグで作る日本食
我が家は日本に住んでいるときから和食が好きだったため、ヨハネスブルグでいかに日本食が作れるか日々奮闘。
食材を代用して作れる和食もありますので、工夫を楽しんでみてはいかがでしょうか。以下一例をご紹介します。
煮つけ料理
アカムツ、ノドグロ仲間であり、臭みもなく美味しくいただけました。
2尾で200円と南アでは珍しくリーズナブルな食材です。
おでん
練り物の代用→白身魚を使ってさつま揚げ、豆腐を使ってがんもどき作り。
大根(韓国食材店)こんにゃく、椎茸、卵、鶏肉はスーパーで揃います。
ブリ大根・ブリの照り焼き
ブリは yellowtail といいます。下処理をしてから作ることがおすすめ。
手巻き寿司・てまり寿司
サーモン、マグロは漬けにして、冷凍ホタテを湯通ししてイクラをトッピング。
ネギトロの代用→マグロをミンチにして、だし・マヨネーズで下味。
焼きのりはスーパーやアジア食材店に売っています。
コロッケ
パン粉は韓国食材店に売っていますが、この日は買い忘れてしまい食パンをフードプロセッサーで粉々にして作りました。
南アフリカ共和国ヨハネスブルグの日本食事情 まとめ
南アフリカ共和国では比較的日本食材が手に入りやすく、家庭でも工夫して日本食を作ることができるので、日本食が恋しくなっても安心できます。
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