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ベトナム/ホーチミン駐在員の住居選び~駐在妻レポート

ベトナム/ホーチミン駐在員の住居選び

言葉も通じない国での住居探し、なかなかハードルが高いですよね。筆者自身、主人が仕事をしている間に、土地勘の全くないエリアで子ども2人を連れて住居探しをし、非常に苦労をした経験があります。

これからホーチミンに駐在する日本人の方のために、少しでも負担を取り除いていただけるよう、これだけは!というポイントを絞り、「ホーチミン駐在員の住居探し」について解説いたします。

日本人駐在員が住む3つの住居タイプ

筆者が家を探したり、日本人の友人宅を訪れたりする中で、日本人が住む住宅のタイプは大きく分けて3種類あることが分かりました。ご自身の生活スタイルや家族構成に合わせて、まずは住宅のタイプを選びましょう。

1. コンドミニアム

日本のマンションに最も近い集合住宅です。ジムやプール、また屋内プレイグランドや室内キッズルームなどが付いているところも多いので、ファミリー層に人気があります。多くの日本人は家具付き物件を選んでいます。

コンドミニアムの内覧をしているときの様子

2. サービスアパートメント

コンドミニアムと比べると規模は小さいですが、ホテルのように清掃やリネン交換などのサービスを受けられます。光熱費などが全部家賃に込まれている(つまり使いたい放題)場合もあれば、一定額以上をオーバーした場合はその分だけ追加で払うタイプもあるので、事前に確認しましょう。24時間受付にコンシェルジュがいることがほとんどなので、個人的には、セキュリティ上の安心感はコンドミニアムよりもありました。

3. ヴィラ

いわゆる一軒家で、庭があったりプールがあるお宅もあります。我が家では住居選びの際の選択肢には入れていませんでしたが、友人宅に遊びに行ったことがあり、豪華な作りがとても素敵でした(その分家賃も高いです)。

ヴィラの外観

日本人駐在員が多いホーチミンの住居エリア

ホーチミンにはいくつかの区があり、その中でも日本人駐在員が住むエリアはだいたい決まっています。それぞれの特徴を簡単に説明するので、やみくもに家を探すのではなく、ある程度エリアを絞ってから探すことをオススメします。

1区

企業にお勤めの方は、こちらにオフィスがあるという方が多いのではないでしょうか。観光地でホーチミンに来られた方も必ず訪れる、ホーチミンの中心地です。私たちも住居が決まるまでは仮住まいとして1区にあるサービスアパートメントに住んでいました。

こちらに住むと非常に便利な反面、繁華街なので夜遅くまで交通量が多く、特にバイクの数がとてつもなく多いので、空気の悪さや騒音が気になりました (サッカーの国際試合でベトナムが勝ったときは、明け方までどんちゃん騒ぎで全く眠ることができませんでした…) 。

2区

もしお子さんがいてインターナショナルスクールに通わせようとお考えの場合は、こちらのエリアがオススメです。欧米人にも人気のあるエリアで、オシャレなお店やカフェ、また大きなショッピングモールもあります。

ビンタン区

1区から2区に向かう途中に経由するビンタン区。こちらには高層コンドミニアムやショッピングモールや公園などが集結したエリアと、日本食レストランが集まるこじんまりとしたエリアに多くの日本人が住んでいます。前者はファミリー層が多く、後者は単身世帯が多いです。

3区

大型コンドミニアムは少なく、日本人が住んでいるのはサービスアパートメントがメインのようです。こちらでご紹介している他のエリアよりは日本人世帯が少ないですが、1区に隣接している便利なエリアなので、単身世帯を中心に日本人が住んでいます。

7区

日本人学校があり、1区などの中心地と比べると空気もキレイな方なので、小学生・中学生がいる家庭には人気のエリアです。1区までは渋滞がひどいと30分以上かかってしまうことも多く、ご主人のオフィスに近いエリアを選択するか、それとも子どもの学校への近さを選ぶかが、お子さんがいる世帯ではよく家族で相談した方が良いでしょう。

外国人の比率でいうと、韓国人が圧倒的に多いエリアなので、韓国系スーパーや韓国料理屋などが充実しています。インターナショナルスクールもいくつかあります。

7区の様子
日本人学校見学時の様子

ホーチミン駐在員の住まい選び4つの注意点

気にし始めるとキリが無いですが、最低限気を付けた方が良いことや、不動産やオーナーと交渉の際に伝えた方が良いことをご紹介します。

1. 新築よりも中古(過去に誰かが住んでいた物件)のほうが安心

これはベトナムに限らず、東南アジアの他の国で物件を探していたときにも言われたことなのですが、過去に誰かが住んでいた物件の方が良いことが多いです。工事が日本と比べると適当だったりするので、見た目はキレイでも、住んでから様々な問題(例:水漏れ、お湯が出ない)が発生し、修理に続く修理…ということがあるからです。誰かが一度でも住んでいれば、初期のそういった問題は大幅に減ります。もちろん最初から問題の少ない新築もあることにはありますが、こればっかりは住んでみないと分かりません。

2. 家具付き物件の場合の確認点

大型家具の大きさや使い勝手の確認、また家電のメーカーなどはそれなりのものをあらかじめ導入しているかを確認しましょう。こういった高価なものは、壊れない限り、オーナーさんが新しいものを購入したり、交換してくれないことが多いので、交渉してどうこうなることは少ないです。

3. 騒音と方角には要注意

交通量が多いエリアだと、睡眠を妨げるほど音が気になることもあります。また西向きだと西日が強くてカーテンを閉めっぱなしにしている、というお宅も実際にあります。可能であれば、住みたいと思った物件は時間帯をずらして内覧させてもらい、日当たりや騒音を確認してみてください。

4. 子連れ駐在の場合は、家探しと学校探しは同時進行で

1歳~未就学児の自分で歩きたい盛りのお子さんには、 交通量や歩道の整備状況を考慮すると、7区が比較的安心して生活できるエリアだと思います(とはいえ、歩道にもバイクが通ったりする国なので、油断は禁物です)。

また、どのエリアに住むにしても、園や学校にお子さんを通わせる場合は、家探しと同時に園や学校探しを同時進行で行う(または学校探しを事前に済ませておく)ことをオススメします。なぜなら、お住まいの場所によってはスクールバスが停まらないこともあるからです。通いたい学校がある程度目星がついているようでしたら、スクールバスの停まる住居のリストを事前に学校にリクエストして手に入れておくと、住居選びの負担も減ります。

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ホーチミンでの入居が決まったら行いたい、オーナーとの交渉や確認

家電の購入交渉

家電で追加してほしいものがあれば、交渉してみましょう。小さめの家電(トースターやドライヤーなど)であれば、オーナーによっては快く購入してくれることもあります。

害虫駆除を依頼

入居前に、害虫駆除をしてもらいましょう。年中暑い国なので、虫問題は避けられません。お国柄、「やる!」と言って実際はやっていないこともあるので、(私たちはそこまでお願いしませんでしたが)もし心配なら作業中の写真やレシートの写真を送ってもらうと良いでしょう。

エアコン掃除の依頼

入居前にハウスクリーニングはどこもしてくれると思いますが、エアコン掃除はちゃんとリクエストしないとやっていないこともあるようです。年中エアコンは使って過ごすことになるので、もしやってくれない場合は、自腹でもやっておいた方が安心です。

ベトナム/ホーチミン駐在員の住居選びまとめ

我が家の場合は、まれな例ではありますが、ホーチミンでの家探しは予想外の展開もあり、数か月かかりました。それによって、子どもの学校も、当初通わせる予定だったところから大幅変更したり…かなりストレスのたまる時間ではありましたが、今では学校も家も落ち着き、平穏な日々を送ることができています。

子連れだと考えなくてはいけないポイントが多く、大変だとは思いますが、どうか妥協せずに良い物件を見つけ、快適なホーチミン駐在生活を送ってください。

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