いつもの学校生活から離れ、非日常なドキドキを味わえる遠足。
お菓子選びに手作りのお弁当、前日はワクワクして眠れなかった、なんて経験ありませんか?
アメリカにもField Tripとよばれる、いわゆる遠足のイベントがあり、親がボランティアとして付添うことができます。
生活に慣れてきたら、遠足付き添いボランティアに挑戦してみると、学校でのお子さんの様子を見ることができますよ。
今回は、Field Trip=遠足付添いボランティアについて解説していきます。
Step(1) Field Tripのお便りを確認しよう
まず、スクールから遠足のお便りがくるので、目を通しましょう。
学年やスクールの予算によっても違いますが、NY市の現地校に通う筆者の子ども(1st Grade)の場合は、1年になんと9回ものField Tripが予定されていました。
行き先は、植物園、博物館、消防センターなど、遠足と社会科見学が合わさったようなところが多かったです。
If you would like to chaperone for any of the trips, please indicate on the individual trip slip.
(付き添いをご希望の方は、それぞれの遠足の申込用紙にご記入ください。)
ここに出てくるChaperone(シャパロン)とは、付き添い、付添人のことです。
ボランティアなので必須ではありませんが、希望する両親は遠足に参加できます。
Please choose the option for lunch below.
(下記からランチを選択してください。)
ランチは、スクールで用意してくれたものを希望するか、自宅で用意するか選ぶことができます。
この時のスクールランチメニューはチーズサンドイッチ、ミルク。スナックにはアップルスライスか、ベビーキャロットといった内容でした。
遠足の場で食べる場合と、スクールに戻ってから食べる場合があり、現地でランチをする場合は、お弁当箱ではなく簡単に捨てられるような紙袋に用意すると便利かもしれません。
Step(2)いよいよ出発。保護者同士の会話に挑戦しよう
Chaperoneになった保護者は、事前に集合して遠足に向かいます。
筆者の場合はSchool busで子どもたちと一緒に目的地まで向かいました。
子どもたちのシートベルト着用を確認して、いざ出発!
ここは保護者同士でお話しするチャンスです!
Hi, I’m Yuko. Hana’s mom.
(こんにちは、私はYukoです。Hanaの母です。)
Hi, I’m Juliet. Lucy’s mom.
(こんにちは、ジュリエットです。ルーシーの母です。)
Oh, my daughter is always talking about Lucy! Nice to meet you.
(ああ!うちの子がいつもルーシーの話をするんですよ。お会いできて嬉しいです。)
スクールのこと、習い事のこと、子どもの話だと盛り上がりやすいですね。
宗教の話、年齢の話、政治の話はNGとされていますので気をつけましょう。
もちろん付き添いなので、子どもたちの様子を見ながら、乗り物酔い(Motion Sickness)している子がいないか、危ないことをしている子がいないか、注意しておきましょう。
Step(3)目的地に到着してから付き添いボランティアがすべきこと
目的地に到着したら、子どもたちをバスから降車させ、道路から安全な場所に整列させます。
Field TripでChaperoneの保護者がしていたことは、
(1)とにかく人数確認!
一瞬でも目を話すとあっという間に列から離れてしまったりするので、少し場所を移動する度に、しつこいくらい人数確認をしていました。
(2)お手洗いに行きたい子がいないか確認
いつもと違う場所で、さらに学年が小さい子だとなかなか言い出せない子も多いので、Chaperoneの方たちが、都度子どもたちに確認していました。
(3)カメラマンとしてクラスの様子を写真に撮る
遠足中は、先生も大忙し。同行できなかった保護者の方たちのためにも、子どもたちの写真をたくさん撮ってあげましょう。
付き添いボランティアお役立ち英会話フレーズ
・Is there anyone who wants to go to the bathroom?
(お手洗いに行きたい人はいますか?)
・Let’s get in line.
(列に並んでね)
・Inside voice, please.
(小さい声で話そうね)
・Hold on your partner’s hand.
(パートナーと手を繋いでね)
・No running!
(走らないでね)
アメリカ現地校のField Trip(遠足)付添いボランティアまとめ
こちらでは保護者のボランティア活動が非常に活発なので、最初は驚いてしまうかもしれません。
英語が苦手だから、人見知りだから、と敬遠しがちなスクールボランティアですが、せっかくの期間限定の駐在生活、恥を捨てて参加してみてはいかがでしょうか。
普段なかなか見ることのできない子どもの学校での様子が見られたり、保護者の方と知り合いになれたりと、意外と楽しいかもしれませんよ♪
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