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インド・デリー子連れ駐在/子育て体験談<駐在妻レポート>

インド・デリー子連れ駐在/子育て体験談

2022年7月より夫のインド/デリー駐在に家族(筆者、長女5歳(アメリカンスクール)、次女2歳(プレスクール))で帯同しています。
インド/デリーにて、子育てに奮闘しながら日々過ごしています。
このページでは、筆者のインド/デリー駐在での体験談をご紹介します。

インド/デリーについて

「インド/デリー」と聞いてどのようなイメージを持つでしょうか。
ぱっと思いつくのは、世界遺産が多い国、タージマハルやフマユーン廟、カースト制度、カレーなどかもしれません。

日本とインド/デリーの時差は3時間半あります。日付変更線を超えないので日付は同じです。
インド/デリーが12:00のお昼であれば日本は15:30おやつの時間帯です。

特に乳幼児がいるご家庭だと、お昼寝のタイミングや離乳食のタイミングがずれてしまうことに不安を抱えている方もいらっしゃるかと思いますが、3時間半の時差なのでお子さんもすぐに適応できるかと思います。

私たち家族は羽田国際空港を利用しましたが、フライト時間も約8時間程です。

インド/デリーに居住される方でしたら、インディラ・ガンディー国際空港も近いので、空港から自宅までの移動時間も30-40分程で到着出来ます。

日本人のインド駐在員居住エリアは大体が決まっており、デリーもしくはGurugram(グルガオン)が多いです。

お子さん連れの方は、特に衛生面など気になると思いますが、大丈夫です!
インドにも綺麗なモールやカフェが沢山あります。
筆者もインド/デリーに来てから、デリーのイメージがガラリと変わりました。

インド/デリー生活事情/居住について

お子さんがいるご家庭は、「インドの生活はどうなの?」と気になることが多いかもしれません。

まず居住環境ですが、安全面第一ですので、皆さん妥協せず慎重に自宅選びをしています。

我が家は低層階建物の4階建て(third floor)に住んでいます。
日本と違うのが、日本で言う一階がground floor、日本で言う二階がfirst floor、日本で言う三階がsecond floor、日本で言う四階がthird floorと言うことです。

インドはもともとイギリスの植民地だったこともあり、イギリス英語が深く根付いています。
エレベーターも、elevator(エレベーター)よりLift(リフト)と、イギリス英語(単語)で伝えたほうが通じることが多いです。

話がそれてしまいましたが、ワンフロア全てが1世帯の居住エリアになります。
4階建ての建物、イコール4世帯のみの居住となります。

デリーと違い、Gurugram(グルガオン)方面に行くと高層マンションやタワーマンションも増え、日本食レストランや日本食材が手に入ることもあり、Gurugram(グルガオン)に住む方も増えています。

そして、デリー駐在の方が住む家に必ずいるのがチョキダール。
チョキダールとは日本語で守衛さん、ガードマンという意味になります。
朝と夜の当番があり、毎日同じ人が門番としていてくれるので安心して生活ができています。

床が大理石なので冬はとても冷たいです。
我が家は子供達にもスリッパを履かせています。
また、コップやガラス食器が落ちてしまうとすぐ壊れてしまうので要注意です。
子供が走って転んでしまったり、ソファやベットから落ちても大丈夫なように、ジョイントマットやラグを敷くことをお勧めします。

インド/デリーのお家に住んでびっくりしたこと

それは..スイッチが多いこと(笑)
ガス使うのにもスイッチ!
電子レンジ使うのにもスイッチ!
ポットを使うにもスイッチ!
コンセントを使うのにもスイッチ!
炊飯器なんてスイッチの後に変圧器オンしてから炊飯オンをやっとセットできます。
インドはなんでもスイッチが多すぎます。
住み始める前にすることはどこがなんのスイッチかすべて確認しマスキングテープで書くことをお勧めします。
因みに我が家のスイッチたちは、御覧の通りマスキングテープだらけです(笑)

インド/デリーの子育て/学校事情について

お子さんがいるご家庭で気になるのが、駐在先での学校選びですよね。
駐在員のお子様が通う学校としては、

1.American Embassy School(アメリカンスクール)
住所:Chandragupta Marg Chanakyapuri New Delhi

2.The British School(ブリティッシュスクール)
住所:Dr Jose P Rizal Marg Chanakyapuri New Delhi

3.ニューデリー日本人学校
住所:POCKET B&C,SECTOR VASANT KUNJI NEW DELHI

上記三つの学校が候補になるのではないでしょうか。

アメリカンスクールとブリティッシュスクールは道路を挟んで隣にあります。
両学校ともにバス送迎もあるので、Gurgaon(グルガオン)に住まわれているお子さんも沢山通われています。

我が家は、長女がアメリカンスクールに在籍していますが、先生もとても優しく楽しく通っています。
ただインド/デリーには補習校がない為、日本語の基礎をしっかり教えたい、学ばせたいという方は日本人学校がいいかもしれません。

インド/デリーの子供の遊び場

子供達の遊び場についてですが、残念ですが日本のような綺麗な遊具がある屋外公園はありません。
インド/デリーは牛も多く公園の中にも牛がいますし、またフンも落ちています。

夏場は体感温度38度と暑く、11月以降は空気も悪くなり、なかなか外で思いっきり遊ばせるということはできません。

その分、学校設備が充実しているので、平日は学校終わりに園庭や遊具で遊ばせています。
おかげで、公園に行く必要もなくなります。

また、次女も2歳半でインド/デリーの英語プレスクールに通わせています。
時間帯は9時30分~12時30分迄。
以降はデイケアといって、お迎え時間をご家庭によって決められます。

次女は日本語も発話がやっとの年齢ですが、英語の歌を覚え、お家で披露してくれます。
また、ペイントや工作などもしているようです。

どちらの学校も子供たちがどんなことを学んだのか、どういう遊びをしたのかメールや写真が届きます。
子供たちが楽しんでいる様子の写真が見られることは、親としてもとても嬉しいものです。

デリーには屋外の遊び場はないに等しいですが、その分屋内での遊び場は充実しているのでご安心を。
屋内の遊びがはとても綺麗ですし、必ずスタッフが子供たちを見てくれ、相手をしてくれるので、大人はコーヒータイムがとれます!

インド/デリーの買い物事情について

インド/デリーでは基本デリバリーが充実しているのでネットでポンっと注文している方も多いです。
野菜、日用品、お水、何でもネット注文できとても便利ですが、今回は日本人なら一度は行くスーパーやお店をご紹介します。

1.Le Marche(ル・マルシェ)

フランス語のようなおしゃれな店名ですが、こじんまりとしたスーパーです。
野菜・日用品・ジュース・牛乳などちょっとしたものを購入するのにとても便利です。
日本人以外の外国人の姿もちらほらとよくみかけます。

2.INAマーケット

新鮮な野菜・肉・魚などが手に入る市場です。
インドの台所と呼ばれているようで、インド/デリー駐在なら必ず行く所です。
駐在妻にとっては観光名所のような場所です(笑)

鶏肉はその場でさばくこともあるとかないとか・・・まだ勇気が出ず足を踏み入れられていません。
でも、野菜は本当に新鮮とお友達から太鼓判を押されているので、そろそろデビューしたいと思ってます。

3.The Chanakya Mall/Foodhall

アメリカンスクールとブリティッシュスクールのすぐ近くにあります。
ここは、インドにいることを忘れてしまうくらいおしゃれなモールです。
海外ブランドも沢山入っています。

ここのモールの中に入っている「Foodhallスーパー」は輸入品も数多く、全てがオシャレ!
ただ注意すべきことは、輸入品が本当に高いこと。
何グラムか忘れてしまいましたが、いちごワンパック(手のひらサイズ)が1600ルピーもしました。
日本円で2700円!
ちゃんと値段を確認せず買ってしまい、レシートを見返しびっくりしました(涙)

インドは物価が安いとは限らず、駐在員が居住するエリアはコストもそれなりに高いので要注意です。
でもインドは職人さんも多く、可愛い小物や刺繍など、日本で購入するより安く手に入ることもあるので、インド/デリー駐妻になったらきっとお買い物ツアーで奥様は忙しくなるはずです。

こちらはインド/デリーで購入したツリーのオーナメントです。
子供達も可愛いねと一緒に選んでくれました。

インド/デリー子連れ駐在体験談/子育て情報まとめ

インド/デリーは日本人駐在員も多く、知り合いもあっという間に出来ます。
また、インド人は子供が大好きで、2歳の娘はアイドルの様に写真を撮られます(笑)
皆優しい人ばかりです。

筆者の体験談が、インド/デリーに駐在・帯同を検討されている方の不安払拭に繋がれば嬉しいです。