電子レンジによってもちろん変わってきますが、便利機能をいくつか紹介します。
例として紹介している電子レンジはそれぞれの機能のメニュー表(category)が、扉を開いた本体の中にシールが貼ってありました。

また、”sensor”(センサー)機能が付いていて、自動で温度やパワーの調節をしてくれる物です。
※このページは電子レンジの使い方について解説しています。コンロ・オーブン(電気オーブンレンジ)の使い方をお探しの場合は、こちらのページをご覧ください→
アメリカのコンロ・オーブンの使い方解説|予熱や華氏(°F)の温度表示まで
海外(アメリカ)の電子レンジの使い方の基本

アメリカの電子レンジは、日本のようにダイヤルやワット数を直接選ぶタイプよりも、パネルのボタンで機能を選んでから重さや時間を入力して”Start”を押すタイプが主流です。
今回例として紹介している電子レンジ(Kenmore製)のパネルには、大きく分けて次のようなボタンがあります。
- 数字ボタン(0〜9)・・・時間や重さを入力
- Start・・・スタートボタン
- Stop/Clear・・・とりけしボタン
- Add minute・・・ワンタッチで1分延長
- Cook time・・・手動で温める時間を設定するモード
- Kitchen timer・・・調理と連動しない単純な時間計測用
- Clock・・・時計の設定
- Power・・・加熱の強さ(パワーレベル)の設定
- More/Less・・・オートメニューの量を微調整
また、”Quick Touch Sensor”(センサー機能)のオートメニューとして、Reheat(温め直し)・Potato(じゃがいも)・Rice(ご飯)・Popcorn(ポップコーン)・Fresh vegetable(生野菜)・Frozen vegetable(冷凍野菜)・Frozen entree(冷凍食品)・Auto cook(おまかせ調理)といったワンタッチボタンも用意されています。
これらは食材の量を入力するだけで、あとはセンサーが自動で加熱時間を調節してくれる機能です。
このほか、”Auto defrost”/”Express defrost”(解凍)・”Melt”(溶かす)・”Soften”(柔らかくする)の3つは、下記で個別に詳しく紹介します。
ワット数・パワーレベルについて
アメリカの電子レンジにも、パネルに”Power”ボタンがあり、加熱の強さを1〜10段階(機種によっては数字ではなくHigh/Medium/Lowの場合も)で調整できるタイプが多いです。
日本の電子レンジでよく見る「600W」「500W」のようなワット数そのものの表記ではなく、レベル数字で操作する点が違うので、最初は戸惑うかもしれません。
本体の出力(ワット数)自体は庫内や説明書のどこかに書かれていることが多く、家庭用でだいたい700〜1200Wくらいのものが多い印象です。
日本のレシピの加熱時間をそのまま参考にする時は、パッケージや説明書のワット数を見比べておくと失敗しにくくなりますよ。
電子レンジの主な機能・ボタンの英語表記
ここからは、今回例として紹介している電子レンジの、主なボタンを1つずつ紹介していきます。
defrost・・・解凍

例として紹介している電子レンジには”Auto defrost”と”Express defrost”がありますが、”Express”のほうは1lb(1パウンド)専用と書いてあります。
“Auto”のほうは、肉類(meat)、鶏肉類(poultry=white meat)、魚類(fish)は”up to 6lb(6パウンドまで)と書かれています。
例えば、挽肉1.2lbを解凍したい時は、”Auto defrost”→”1( = meat)”→”1.2( = 1.2 lb)”を入力してスタートします。
また、説明書や冷凍食品のパッケージには”thaw”という単語が使われていますが、これも「解凍する」という意味です。
ちなみに、感謝祭で冷凍のターキー(七面鳥)を解凍する場合は、電子レンジのdefrost機能ではなく、冷蔵庫でゆっくり自然解凍するのが基本です。
目安は”plan on 24 hours of fridge thawing for every 5 pounds”(冷凍ターキー5パウンドにつき、冷蔵庫で24時間の解凍時間を見ておく)といわれており、電子レンジのAuto defrostが対応する〜6lb(6パウンド)よりずっと大きいサイズのためです。
melt・・・溶かす
バターやチーズを溶かすことができます。
“amount”(量)が良く分からない時は少なめのほうを選び、調節しましょう。
加熱しすぎると、後で掃除が大変です。
例えばチョコレートを溶かしたい時、写真で紹介している電子レンジは、”melt”→”2( = chocolate) “→”1″を押してスタートします。
このほか、バター/マーガリン・チーズ・マシュマロもmeltメニューで溶かせます。

soften・・・柔らかくする
お菓子作りをする時に、常温(room temperature)のバターを使用することがありますが、冷蔵庫から出しておくのをうっかり忘れてしまった時に使えます。
また固くてスプーンで取り出せないアイスクリームも丁度良い柔らかさにできます。
凍った状態のフルーツジュース(frozen juice)も、softenメニューで飲みやすい状態に戻せます。
reheat・・・再度温め
残り物をもう1度温める時に使えます。
自動センサーのない電子レンジでは”power”調節をしましょう。

“microwave safe”のマークについて
電子レンジで使っても大丈夫な食器かどうかは、容器の裏やパッケージに書かれているマークで確認できます。
“microwave safe”と書かれていれば電子レンジ使用OK、”oven safe”はオーブン使用OK、”dishwasher safe”は食洗機使用OKという意味です。
それ以外の食器(金属の装飾があるものやプラスチック製品など)を電子レンジに入れると、変形したり火花が出たりすることがあるので注意しましょう。

主なメーカー・ブランドについて
アメリカでよく見かける電子レンジのメーカーには、Whirlpool・GE・Samsung・LG・Danby・Electrolux等があります。
メーカーやモデルによってボタンのデザインや細かい名称は多少異なりますが、”defrost”(解凍)”melt”(溶かす)といった基本の英単語や使い方の考え方はほぼ共通しているので、まずはこのページで紹介する単語さえ押さえておけば、どのメーカーの製品でも応用がききます。
まとめ
アメリカの電子レンジは、ボタンの英語表記とパワーレベルの感覚さえ覚えてしまえば、日本にいる時と同じように使いこなせます。
食器のマークもあわせてチェックしておくと安心です。
コンロ・オーブンの使い方をお探しの方は、上記でご案内したページもあわせてご覧ください。
駐在妻英会話ビギン