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バンコク駐在ママが選ぶ【日本語OKの小児科3選】と乳幼児検診/赤ちゃんの予防接種について

バンコク在住ママが選ぶ【日本語OKの小児科3選】と赤ちゃんの予防接種について

日本人駐在家庭の多いタイ・バンコク。
日本人駐在員とその家族に対応したサービスや日本語OKの小児科がある病院が複数あるので、病院事情は快適なほうと言えます。

子連れの駐在では、子供の予防接種や何かあったときなど、小児科選び・事前の情報収集が欠かせません。

バンコク在住ママたちから口コミの多かった[日本語OKの小児科]がある病院を3つと、リアルな口コミ評判、入院体験記、乳幼児検診、赤ちゃんの予防接種についてご紹介します。

サミティヴェート病院スクムビット(Samitivej Sukhumvit)

https://www.samitivejhospitals.com/jp/

日本人が最も多く住んでいるプロンポンとトンローから近いこともあり、最も多くの日本人が利用している病院です。

駅からは遠いもののプロンポンやトンローまで無料のシャトルバスが出ているため、地理的には最も便利です。

ほとんどの日本人はこの病院で乳児検診や予防接種を受けています。

日本人専用の病棟があり、また日本人対応窓口は24時間対応可能です。

先生の中には日本語の話せる人も多く、そうでなくても日本語の通訳を付けることが可能です。

日本語が話せるスパトラ先生の評判が高い

サミティヴェート病院には、Dr.スパトラをはじめ、日本語が話せる医師が何名かいるそう。
先生ごとの特徴や評判などを、2児の子連れママbeachside2818さん、Treasure Boxさんが紹介してくれています。

子供達もたくさんお世話になってきた小児科(+α)、私なりの感想(先生中心に)をお届けしようと思います。超個人的意見ですが、ご参考になれば幸いです。

スパトラ先生は、やはり日本語で直接話せる安心感と、日本と同じような薬の処方の仕方と言うことで日本人のお母様方からは人気があると聞いています。
ちなみに我が家は家から近いということもあるのですが、やはりサミティベート スクンヴィット病院のDr.Varatda ワラッダ先生が子供達の主治医です。

大きな病院なので先生もたくさんいますし、好みの先生、相性のあう先生に出逢えるといいですよね。

赤ちゃんの突然の入院!入院に必要な持ち物は?

小さなお子様がいるママにとっては、異国で子供に何か異変があったとき、信用できるお医者さんがいることが何よりの安心材料だと思います。
9か月の赤ちゃんが発熱してサミティベート病院に入院した、という体験談をはな乃さんのブログよりご紹介いたします。

娘が産まれて初めての高熱!!!
夕方でしたが38度を超えていたので、慌てて病院へ向かいました。
今回は出産し、予防接種でもお世話になっているサミティベート病院へ。

病室はすべて個室で、家族も宿泊可能とのこと!
日本で同じサービスを受けたら、個室料金だけでいくら請求されるのでしょう・・・
バンコクの私立病院の競合はホテルと聞いたことがありますが、ホテル並みのサービスが受けられるとのことで、居心地はよさそうです。

・・・とはいっても、大人・子供ともに、入院用の持ち物準備は必須です。
ぷくこさんのブログに入院持ち物リストが書いてありました。

入院時に必要だと感じた持ち物を紹介します。また、入院してみて感じたことも書いてみたいと思います。

小児科は評判でも、大人の治療には賛否両論あり

さて、日本人駐在家族に有名なサミティヴェート病院ですが、海外旅行保険に確実に入っている日本人駐在員を対象としているため、治療を長引かせて治療費を高くとっているのでは・・・という悪評も見かけました。

別の名をぼったくり病院とも呼ばれ、予防接種なども非常に値段が高いことで知られています。

旅行中の母が診察してもらったときは風邪の診察が約15000円程度でした。

医療レベルはそこそこかもしれないけど、日本人しかも駐在員はほぼ例外なく海外旅行傷害保険に入ってるから、医療費は100%保険でカバー
だからそこに付け込んで、治療をずるずる引き延ばしてるとしか考えられないわね
また、処方される薬も、他の病院に比べると凄く種類量が多いんだって

以来サミティベート病院では一切診察を受けていません。
他に良い先生はいらっしゃるのかもしれませんがもう、日本語通訳さんが信用できない ( -ω-)

これ以前にも、風邪などで医師にかかっても(相方とともに)不審なことばかりだったので内科系はバンコク病院に行くようになりました。

大きな病院で処置も様々なために、賛否両論あるのは当たり前のこと。
また、子供と大人では、対応する医師も違うので、一概に「どの病院が良い、悪い」ということは言えません。
両方の意見を読み、症状や緊急性をもとに判断をするのが良いと思います。
ただ、いろいろな意見を前もって頭に入れておくことはいざというときの判断に役立つと思います。

バムルンラード・インターナショナル(Bumrungrad International Hospital)

https://www.bumrungrad.com/jp

場所はナナにあり、アラブ人街の近くに位置するためが高所得のアラブ系の人が多くにぎわっています。
アメリカンインターナショナルが経営しているセレブ病院で、こちらも値段の高さで有名です。

施設は綺麗で、病院というよりホテルに近い設備が整っています。
また、待合室には無料の水や子供用のジュースが常備されています。

こちらの病院も日本語通訳を付けることが可能です。
先生は英語が堪能なので、英語ができる人は通訳がいなくても大丈夫です。

医師の腕は今回ご紹介する病院3つの中で最も評判がよく、特定の分野でのそれぞれ有名な先生が集まっているため、いい先生に診てもらいたいときは事前に予約しましょう。

ただし、この病院は予約しても数時間の枠で取られており、基本的には受付順になってしまうのである程度の待ち時間は覚悟が必要です。

筆者はこの病院で幼児検診を受けていますが、医者の診察まで2時間くらいまったことがあります。

値段は日本円で約5000~6000円程度です。(予防接種は含まない。)

ママに人気の先生はチラポン先生

たくさんいる小児科の先生の中で、日本人ママたちに人気なのは、Dr.チラポン。

以前バンコクに住んでいたマイコエルさんがブログで、お子さんが心臓の発作で緊急搬送されたときの体験談をご紹介してくれています。

タイ・バンコクでお勧めの病院は、バムルンラード病院です。
子供の病気の時の小児科の先生はチラポン先生を指定してお願いされるといいと思います。(小児科だけでも30名近い医師がいます)
後で分かったのですが、チラポン先生は人気の先生みたいです。

小児科にはキッズスペースも併設されています。

ここは小児科の入り口。テーマパークみたい。
子供が飽きないように、キッズコーナーあり。病気の子は遊べないだろうよ・・・と思う(笑)

母乳外来もあります

子どもの病院も大事ですが、赤ちゃんを育てていると、お母さんにとっての1つの試練、卒乳後の胸の張り。
バムルンラード病院の小児科では母乳外来があるそうで、ぷくこさんが体験記を掲載されています。

名前を呼ばれて診察室に入ると、そこにいたのは美人な女医さん。
胸の様子を見て、丁寧にマッサージをしてくれました。

バンコク病院(BANGKOK HOSPITAL)

https://bangkokhospital-jsc.com/

タイで最も歴史のある日本人専用クリニックがあります。
日本の医大を卒業したタイ人医師と日本人医師が常駐。

最寄駅は、BTSトンロー駅またはMRTペチャブリー駅からタクシーが便利。

バンコク病院 小児科の評判はあまり見かけませんでしたが、スピッド先生がお薦め、という意見がありました。

バンコク駐在中の赤ちゃんの乳児検診と予防接種について

筆者は2ヶ月の乳児検診と予防接種を日本で行ってからバンコクに渡航しました。
3か月以降の検診はバムルングラード病院で行っています。

検診内容は基本的には日本と同じです。
身長、体重と発達の確認、身体検査です。
日本と違うと思ったのは離乳食の開始は半年後からでよいと言われた点のみです。

予防接種については、バンコクの赤十字病院で今後必要な予防接種のワクチンをすべて購入し、会社で冷凍保存しておいて時期になったら会社の専門医に打ってもらうという方法をとっています。

おそらく特殊な例で、通常多くの赤ちゃんはサミティベート病院で予防接種を打ってもらっています。

少し前の情報になりますが、以下のページに、タイの予防接種のスケジュールとQ&Aがまとめてあります。

タイでは、日本のように集団接種は行われておりませんので、一度病院に予防接種の相談に行き、ドクターに予防接種のスケジュールを立ててもらいます。また、いっぺんに数種類の注射を打つのが主流なので、そうして欲しくない場合は、事前にドクターにその旨伝えておくことが必要です。

こどもの定期予防接種として、タイで実施されず日本で実施されているものとしては、ヘモフィルスインフルエンザb型菌(Hib)感染症、肺炎球菌感染症、水痘があります。反対に、こどもの定期予防接種として、日本で実施されずタイで実施されているものとしては、流行性耳下腺炎(ムンプス)、B型肝炎があります。

日本国外務省では、日本からのタイへの赴任者に対して、A型肝炎、B型肝炎、破傷風、狂犬病、日本脳炎の免疫の保持を勧めています

タイでメインに予防接種を受けているが、途中日本に一時帰国する場合は、
日本とスケジュールが違うので要注意です。
日本でどのように予防接種を受けられかは、各自治体や病院によって回答も異なるそうです。

なので、タイで予防接種を受け、途中で日本に帰国する可能性がある場合は、注射のメーカーやロット番号を控えておくと良いと思います。

バンコクで日本語OKの小児科&赤ちゃんの予防接種まとめ

日本でもそうですが、「どの病院か」ではなく「どの先生か」ですよね。
相性のいい先生、信頼できる先生に出逢えるかは、情報収集とタイミングでしょうか・・・。
バンコクには日本人専用窓口がある総合病院が3つもあるので、安心して渡航できます。
また多くの先生は海外で経験を積んでいるので医療もかなり発展しています。

バンコクは日本語OKの小児科があり、施設・サービスもホテル並みなので、ママたちにとっては安心なポイントですね。

こちらで出産しているかたもみんなもう一度こっちで産みたいと言っていますよ。
筆者はたまたま、駐在の直後に出産予定日だったので日本で産んでから渡航しましたが、次回はタイで産んでみてもいいなと思っています。

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