車社会というほどですから、アメリカでは老若男女が移動手段として車を使用します。
通勤、買い物、子供の送り迎えなど車はまさに生活必需品です。
ガソリンを自分で入れるうえで、知っておきたい単語、フレーズ、豆知識を紹介します。
ガソリン関連の英単語
・Gasoline = ガソリン。gasと略されます
・Gallon = ガロン。ヤード・ポンド法の体積の単位です。
・Gas station = ガソリンスタンド
・Put gas in a car = ガソリンを入れる
・Stop by = にとまる・よって行く
「ガソリンを入れたいので、ガソリンスタンドに寄らなくちゃ」
= I need to stop by the gas station to put gas in the car.
「ガソリンを給油しました。」
= I filled it up at a gas station.
なお GasolinはWaterと同じ液体なので、この場合は複数形が存在しない不可算名詞です。
1ガロン(3.78 L)でも10 gallonsでも単数のGasolineになります。
一般的な車には10〜20Gallonsのガソリンがタンクに入ります。
ガソリンを入れる手順(停車→支払い→給油)
【1.停車】ガソリンを入れる方を確認し、車を止める。エンジンは切る
ガソリンスタンドに入るとPump station(gas pump) = 給油機がいくつも並んでいます。
空いている給油機を探し、隣に駐車します。
この時、Pump stationの前に書いてある「Full Service」か「Self Serivice」を基にサービスの種類を決めましょう。
・Self Service = セルフサービス。アメリカでは基本的にセルフサービスです。
・Full Service = フルサービス。
車のどちら側からガソリンを入れるかは、運転席のガソリン残量が表示されるところに、ガソリンスタンドの絵があり、小さな三角がついているので、
その方向にタンクがあります。
【2.支払】デビットカードやクレジットカードを使う場合は、カード挿入口へ入れる
支払い方法
・Cash = 現金払い。ガソリン1ガロンあたりのお値段が数セントお安くなってます。
・Credit = クレジットカード支払時にカードに紐付いた(通常自宅の)5桁のZip Codeが必要です。
・Debit = デビットカード。4桁のPINが必要になります。
クレジットカードで支払う場合は、デビットカード、現金に比べて少し割高です。また、満タンしか給油できません。
クレジットカードで金額を決めて給油したい場合は、現金払いと同じく店内のレジにて支払います。
クレジットカードで支払う場合
クレジットカードの場合、”Zip code”(郵便番号)の入力を求めれれる時もあります。
“Remove your card”(カードを取り出してください)と画面に指示が出るまで待ちましょう。
現金で支払う場合
現金で支払いの場合は、窓口か、コンビニの中へ行き、レジで払います。
入れる前に支払いの場合は、こう伝えましょう。
“I would like to pay for gas by cash. I would like for $20. I’m at No.5.”
(現金でガソリン代を払いたいです。20ドル分でお願いします。5番にいます。)
【3.給油】ガソリンを入れる”nozzle”を取り出し、ガソリン挿入口へ入れ、ガソリンのタイプを選ぶ
支払を済ませるとタンクに支払った分のお金がチャージされているので、ガソリンを入れられます。
ガソリンの種類
・Diesel = 軽油
・Regular = レギュラー(オクタン値87以上)
・Plus = プラス(オクタン値89以上)
・Premium…プレミアム (オクタン値91以上)
・Ultra…ウルトラ (オクタン値93以上)
“Regular/ Unleaded”、”Plus”、”Premium”とありますが、ガソリンに含まれている”Octane”(オクタン)の%の違いです。
RegularとPlusはどのガソリンスタンドでも扱っていますが、PremiumとUltraはどちらか一つの場合が多く、またブランド独自の名前がついていることもあります。
普通乗用車は”Regular”のガソリンを入れますが、一応マニュアルをチェックしましょう。
“nozzle”のハンドルを握り、ガソリンを入れる
満タンになると自動で止まりますし、欲しい分の量、料金で止めることもできます。
“nozzle”を戻す
“nozzle”を元に戻すと、”Would you like a receipt?”(レシートは必要ですか?)と画面に出るので、”Yes/ No”ボタンで選択します。
タイヤの空気もガソリンスタンドで入れる事ができる
タイヤの空気もガソリンスタンドで入れる事ができます。
無料の場合と、有料の場合があり、有料の場合は、quarter = 25セントコインが何枚か必要ですので、事前に用意しておくと良いです。
洗車もするとガソリンの割引を受けられる場合も
アメリカの ガソリンスタンドで、 給油と一緒にcar wash = 洗車をすると、ガソリンのお値段が少しdiscount = 割引になる場合があります。(ガソリンスタンドでは機械での自動洗車だけです。)
洗車する場合は店内のレジにて頼みます。洗車はいくつかコースがあり、値段も少しずつ異なります。
If I get a car wash, do I get a discount on gas?
(洗車をしたら、ガソリン代が割引になりますか?)
Yes.
(はい)
OK, I need a car wash and $40 on pump 5.
(では、洗車と、5番の給油機に40ドル給油お願いします)
What kind of car wash?
(洗車はどのコースにしますか?)
$12 one, please.
(12ドルのコースをお願いします。)
給油機で給油後、洗車コーナーへと移動します。
洗車コーナーに常駐しているスタッフにレシートを渡します。
(スタッフへのチップ1ドルから2ドルをお忘れなく)
当日時間がない場合、レシートに記載された日付までに洗車すれば大丈夫です。
スタッフが誘導してくれて、洗車完了。
洗車コーナー横の駐車スペースには、無料のVacuum Cleaner = 掃除機があるので、車内の軽い清掃もここで済ませる事ができますよ。
Highway のRest Areaはサービスエリアとは違うので注意
アメリカで、車での長距離移動となると、日本の高速道路のような道路、highway/state road/interstateを利用しての運転になりますが、日本にあるような「サービスエリア」はありません。
道路標識で”rest area”という看板をみかけますが、お手洗いと飲み物やスナックの自動販売機(vending machine)のみがあるのが一般的。ピクニックテーブルが設置してあることもあります。
移動中の食事はガソリンスタンドのコンビニかファースフード、または家から準備してきたもので済ませる人も多いです。highwayの各出口の何マイルか手前で
どんなお店を見つけられるか看板もあります。
アメリカのガソリンスタンド使い方&英語まとめ
アメリカへの移住を期に運転を始める方も多いのではないでしょうか?
アメリカでは一般的な家庭でも2台以上車を所有しています。
マイルやポイントのつくクレジットカードも豊富です。
一方で、クレジットカード詐欺や盗難カードが最初に使われるのもガソリンスタンドらしいです。
筆者の友人はクレジットカード詐欺防止の知恵として、ガソリンスタンドでカードを使う時は、必ず料金の11セントで終わるようにすると言ってました。
万一クレジットカード情報が盗まれ他人に使われてしまった場合、月末の明細でわかるそうです。
最後に、もしガソリンがなくなって立ち往生になってしまった場合は、ロードサイドアシスタンスに連絡することをおすすめします。
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