牛乳は美味しくて大好きだけど、飲むとおなかがゴロゴロする・・・。そんな経験ありませんか?
実はこれ、日本人に非常に多い『乳糖不耐症』とよばれるものです。
牛乳に含まれる『乳糖』を分解するラクターゼという酵素がうまく働かないために乳糖が消化されず、腹痛や下痢を引きおこすといわれています。
実は筆者も、長い間この『乳糖不耐症』に悩まされてきたのですが、アメリカに来てからは大好きなミルクを楽しめるようになりました。
アメリカではミルクの種類が非常に多く、乳糖不耐症の人や、牛乳アレルギーの人でも飲めるミルクが種類豊富にあります。
メジャーなものから、なかなか日本では見ることができないものまで、味も含めてご紹介していきますのでぜひ参考にしてみてください。
※メーカーや商品によって、栄養成分は変わります。
牛乳=Milkの種類いろいろ
Whole Milk:牛乳
いわゆる普通の牛乳をお探しの方はこちら。日本の牛乳と同じく甘みがあって飲みやすいです。
牛乳の中にも、Low Fat(低脂肪)、Non Fat(無脂肪)、Lactose Free(ラクトースフリー)など種類がたくさんあるので、購入の際は気をつけてくださいね。
NO ADDED HORMONES=ホルモン剤不使用
NO ANTIBIOTICS=抗生物質不使用
NON-GMO=遺伝子組み換えでない
NO TOXIC PESTICIDES=無農薬
PASTURE-RAISED COWS=放牧で育った牛
Lactose-Free Milk:ラクトースフリーミルク
カリフォルニアに住んでいた時、1歳の娘が牛乳を飲んでよく下痢がするようになりました。
そこで病院の先生に勧められたのがこちらのLactose-Free Milk(ラクトースフリーミルク)です。
Lactose(乳糖)が分解された牛乳なので、おなかがゴロゴロしません。
ただし栄養成分は牛乳とまったく同じなので、牛乳アレルギーの方は飲まないようにお気をつけください。
色や香りは一般の牛乳とまったく同じですが、飲んでみると味の違いはしっかり分かります。
牛乳ほどの濃厚さはなく、少し薄味であっさりしています。
甘みを強く感じますが、砂糖を使っているわけではなく、乳糖を分解した時にできる糖による自然な甘みです。
小さなお子さんにも美味しく飲んでいただけると思いますよ!
Soy Milk:ソイミルク
こちらは日本でもよく知られているSoy Milk(ソイミルク)、豆乳です。
アメリカでも定番の人気のミルクです。
お料理にも牛乳の代わりにSoy Milkを使うことで、ヘルシーに仕上げることができます♪
Almond Milk:アーモンドミルク
アーモンドミルクはアーモンドと水からできた植物性のミルクです。
牛乳と比べて非常にカロリーが少なく、アンチエイジングに効果のあるビタミンEが豊富なため、ダイエットや美容にも良いと日本でも注目が集まっています。
クリーミーで飲みやすいです。
コーヒーに入れてみると、ほんのりアーモンドフレーバーのコーヒーの味がしました。
フレーバーコーヒーがお好きな方にはオススメです♪
Oat Milk:オーツミルク
こちらはオーツ麦から作られた、植物性のミルクです。
栄養成分表をみてもらうと分かるように、食物繊維とビタミンたっぷりで栄養価が高く、アメリカでは主流のミルクです。
アメリカのほとんどのカフェでは、牛乳の代わりに、Soy Milk(ソイミルク)、Oat Milk(オーツミルク)、Almond Milk(アーモンドミルク)が注文できます。
色は牛乳に比べると少し濃く、飲んでみるとシリアルのような香ばしい風味があります。
筆者は日本ではSoy Late(ソイラテ)をよく頼んでいたのですが、アメリカにきてからは、Oat Milk(オーツミルク)でラテを作ってもらうようになりました。
単品で飲むと、オーツの香りが強いのですが、ラテにするとSoy Milkほど主張もなく、牛乳のラテとほとんど味が変わりません。
『Can I have(get) a Latte with Oat Milk?』と注文してみてくださいね♪
その他変わり種ミルク
Goat Milk:ヤギのミルク
日本ではなかなかお目にかかれないヤギのミルクですが、アメリカではどこのスーパーでも売られています。
牛乳アレルギーの主な原因となるカゼインが、ヤギのミルクにはほとんど入っていないため、アレルギー対策になると言われています。
見た目は牛乳と変わりません。匂いも特に感じませんでした。
飲んでみると、クリーミーでかなり癖のある味でした。後味がずっと口の中に残るので、好き嫌いが分かれそうです。
しかしなかなかヤギのミルクを飲む機会はないので、興味のある方はぜひ試してみてください♪
Rice Milk:ライスミルク
お米から作られたミルク。飲みやすいようにフレーバーがついているものが多いです。
Coconut Milk:ココナッツミルク
日本でもタイカレーなどによく使われるココナッツミルク。
日本では缶に入ってお料理用として売られていますが、アメリカでは牛乳と同じく紙パックに入ってミルクのコーナーに陳列されています。
アメリカで人気の牛乳=ミルクの種類まとめ
日本でもお馴染みのものから珍しいミルクまで、アメリカで人気のミルクをまとめてみました。
牛乳アレルギーの方、乳糖不耐症の方、ダイエットや美容目的の方、いろんな目的に合わせてぜひアメリカのミルクを使い分けてみてくださいね♪
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