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駐在妻が実践済!子連れでできる駐在妻の英語勉強法7選

せっかくの海外生活、英語を話せるようになりたい!
でも赤ちゃん連れで一体どうやって勉強すればいいの?という悩みをもつ駐在妻さんは多いのではないでしょうか。

ここでは、生後半年の娘とカフリフォルニアに移住し、英語学習に奮闘した筆者の体験談をお伝えします。
何かひとつでも、これからのみなさんの英語学習のお役に立てたら嬉しいです。

図書館のESLクラス

まず、一番に思いつくのが図書館で開催されるESL(English as a Second Language)です。
英語を第二言語として学ぶ人のためのクラスです。

受講料も無料なので非常に人気が高いですが、残念ながら子連れでの受講はできません。
お子さんがいない駐在妻さん、もしくは就学児のお子様がいる駐在妻さん向けという印象です。

しかし、図書館には乳幼児向けのアクティビティやファミリーイベントがたくさん用意されており、そちらも無料で参加できるのでご安心ください。

storytime

赤ちゃん連れのお母さんたちに人気なのは、Story Time(ストーリータイム)という、絵本の読み聞かせのクラス。他にもFingerplay Songs (手遊び歌)を歌ってくれたり、無料とは思えないほどの充実ぶりです。

画像のBaby Lapsitとは、筆者が通っていた1歳未満の赤ちゃん向けのクラスで、Lap(ママ/パパのお膝)にSit(座る)という意味です。

babylapsit

お子さんのお友達を作るのにも最適な場所ですし、リスニングのいい勉強になりますよ。
筆者はここで日本人と中国人のママ友ができました。

『Hi, your baby is so cute! How old is he/she?』
(可愛いお子さんですね! 何ヵ月ですか?)

と、積極的に周りのママさんたちに話しかけてみましょう。

話が盛り上がってきたら、

『Do you have time after this? Would you like to go have some tea?』
(このあとお時間ありますか?良かったらお茶でもいかがですか?)

と言ってみましょう。英会話に自信がなくても大丈夫です!
同じ子育て中の母親同士、英語が通じなくても言いたいことは不思議と伝わるものです。

Adult Education SchoolのESL

成人向けの学校です。一般的な語学学校とは違い、州や市が運営しているため無料のところが多く、有料でも非常にリーゾナブルな料金で受講することができます。

筆者はカリフォルに駐在中、地域のAdult Education Schoolに週3回ほど通っていました。
熱意のある生徒が多く、勉強のモチベーションもあがります。

メリットは、なんといっても駐在妻以外の新しいコミュニティで友人ができること!

休みの日にPotluck Party(ポットラックパーティー)=持ち寄りパーティーをしたり、お出かけしたり・・・。みんな同じレベルの英語力なので、気負わずに話せるのも良かったです。

potluck1

potluck2

多くのESLでは、Placement Test(プレイスメントテスト)=クラス分けテストによって自分の実力に見合ったクラスに振り分けられます。

日本人は文法に強いので、自分で予想しているより上のクラスになることが多いようです。

もしPlacement TestのないESLだったら、臆せずに『自分の実力より少し上』のクラスを選択してみてください。

いきなりネイティブの英語と自分の英語を比べると先が遠すぎてしんどくなりますが、自分より少し話せる人たちに囲まれていると、次はこのレベルになりたい、次はこのレベルまで・・・とステップアップの階段がはっきりと見えてきます。

駐在場所によっては日本人もたくさんいますが、日本人同士でも徹底して英語で話すくらいの気概をもっていきましょう!

Daycareを利用する

図書館のESL同様、こちらも託児所などはないため、筆者は近所のDaycare(デイケア)=託児所・保育所に、当時生後半年の娘を預けてESLに通っていました。

1日3時間のみ、週に2回からでも利用可能とフレキシブルに対応してくださったのも良かったです。

daycare

日本語の通じるDaycareもあると思いますが、せっかくならローカルのところを選びましょう。先生との会話も、いい英語の勉強になりますよ!

帰国時に、『Your English has improved! 』(英語上達したわね)と褒めてもらえて、とても嬉しかったのを覚えています。

Language Exchangeのパートナーを探す

意外と知られていないですが、子連れの駐在妻さんに一番オススメしたいのがこれ!
Language Exchange(ランゲージエクスチェンジ)=母国語交換 です。

今回でいうと、日本語を教える代わりに、英語を教えてね!というものです。
筆者は下記の2つのツールを利用して、結果、5人の母国語交換パートナーと出会うことができました!

①アパートのコミュニティサイト

筆者の住んでいたアパートでは、住人専用のサイトがあり、そこに自由に書き込みができるようになっていました。
ドキドキしながら、下記の文章を書き込みしたのを覚えています。

『Hi, I’m○○. I’m from Japan.
Is there anyone interested in learning Japanese?
I can teach you Japanese. So can you teach me English?』

(こんにちは、私は○○といいます。日本からきました。
日本語に興味のある方はいらっしゃいますか?
日本語を教えるので、英語を教えてくれませんか?)

ここではなんと、3名もの方が名乗りでてくれました。
同じアパートの住人同士なので、自分の家や共有スペースで会うことができ、赤ちゃんがいても安心です!

一軒家の方には使えない方法ですが、アパートに住んでいる方はぜひ試してほしいです。
思っている以上に、日本文化や日本語に興味がある方は多いものです。

②Hello Talk アプリを使う

こちらは有名なLanguage Exchangeアプリです。
筆者はこのアプリを使って、近所に住む日本語を勉強している大学生の女の子2人とマッチングしてパートナーになりました。

hellotalk

赤ちゃん連れなのを考慮してくれて、会う時は近所の公園でピクニックをしたり、筆者の家でランチをしたりしました。

帰国してからもLanguage Exchangeで出会ったパートナーたちとはずっと連絡を取り合っていて、彼らが日本に来るときには必ず会っています。

Community Centerのクラスに参加する

Community Centerとは、日本でいう公民館のようなところで、地域住民の方は、非常に安価でクラスに参加することができます。
ヨガ、プール、アート、ダンスなどいろんなクラスがあるので、興味のあるクラスを探してみてくださいね。
英会話が苦手でも、共通の趣味を通すことで、コミュニケーションが取りやすくなります。

とにかく英語の環境に身をおくことで、英語に対する苦手意識を少しでもなくしていきましょう。

communitycenter

筆者の通っていたCommunity Centerには託児所があったので、追加料金($2.5)で娘を見てもらいながら、Zumbaクラスに参加していました。

赤ちゃんを預けながら自分だけ遊ぶなんて・・・と思われる方もいるかもしれませんが、慣れない土地で四六時中、乳幼児のお世話をするのは本当に大変なことです。

筆者の周りにも、家から出られずに引きこもり状態になってしまったお母さんもいると聞きました。

『自分の時間』を持つことは、慣れない異国の地で頑張る駐在妻さんにとって、とても大切なことだと感じています。
そこにさらに英語ができるようになると、一気に世界が広がりますよ!

Turterを雇う

Tutor(チューター)=家庭教師に家に来てもらう方法です。
子供を自宅リビングで遊ばせながら、勉強することができるので安心です。

金額は高いですが、Daycareに預けながら無料のESLに通うのとあまり値段は変わらないかもしれませんね。

英語の勉強だけではなく、アメリカの文化やイベント・行事のことなど色々教えてもらうことができ、アメリカの文化背景を知れてとても良かったです。

Tutor探しはインターネットでもできますが、筆者は信頼できる友人から紹介してもらいました。
とても親切な先生で、英語の絵本やおさがりのお洋服をいただいたり、公私ともにお世話になりました。
今でもFacebookでお互いの近況を報告しあっています。

外でいきなり実践に入るのは怖い。とにかく基礎を固めたいという方にオススメです。

オンライン英会話レッスンを受ける

英語学習をしている方なら、1度は試したことがあるのではないでしょうか?
英語圏に住んでいたら、嫌でも英語を話すことになるんだから、オンライン英会話なんて必要ないのでは?
なんて初めは思っていましたが、実際住んでみると、『あれ、今日1度も英語話さなかったなあ』なんて日もざらにあったりします。
そんな日でも、オンラインレッスンを受ければ英語のアウトプットができます。

しかし1年もすると、似たような会話を繰り返し、知ってる単語を使い回しているだけの自分に気がつきました。

それに気づいてからは、毎日のニュースについて語ったり、自分の観た映画を説明したり、自分の不得意なジャンルのトピックに挑戦したり、意識的に会話に負荷をかけるようにしました。

英語は筋トレと同じで『負荷をかければかけるほど効く』と思うので、最近オンライン英会話が楽になってきたなと感じる方は、一回立ち止まって、レッスン内容を見直すのもいいかもしれません。

子連れでもできる!オススメの英語学習方法まとめ

こんな感じで楽しく英会話を続ける生活を1年半送ったところ、ESLのクラスはBegginer(初級)からAdvanced(上級)にあがり、帰国直前に受けたTOEICでは、初受験で710点を取ることができました。

そして帰国1ヵ月後には、英語を使った希望の仕事に就くことができたのです。

上記でご紹介した英語学習法以外にも、筆者の滞在していたカリフォルニアは非常にフレンドリーな方が多く、道を歩けば話しかけられるような状況だったので、自分からも積極的に話しかけるようにしていました。

また、主人にも協力してもらい、家でも英語で会話する。子供にも英語で話しかける。ということを徹底していました。
こんなことを書くと、社交的な人なんだと思われるかもしれませんが、むしろその逆で、日本にいた時はとにかく人見知りで苦労していました。
しかし、ここでは誰もあなたのことを知らないし、数年したら帰国するんだから少々恥をかいても大丈夫!くらいの気持ちでいてください。

筆者も最初は恥ずかしかったですし、同じ日本人のママ友の目も気になりましたが、一生懸命頑張っている人を笑うような方は、筆者の周りには一人もいませんでした。

人の目を気にせず、失敗を恐れず、楽しみながら学ぶことが、英語上達のカギだと思っています。
ご自身にあった英語学習を見つけて、駐在生活を存分に楽しんでくださいね!

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