海外で買ったものを交換/返品/返金したい!知っておきたい表現と英会話例
海外のスーパーではよく、野菜や果物が袋詰めされずワゴンに山積みにされて売られています。
表面に傷がないものを選んでも、たまに中が痛んでいることがあります。
また、洋服のサイズ表示も日本のものとは違うので、試着なしで買った場合はサイズが合わないことがあります。
特にお子様の靴や洋服をご家族だけで買われた場合は、後で交換や返品が必要になることがあります。
ここでは、スーパーや洋服のお店で交換や返品をする時の会話例をご紹介します。
1.「交換」「返品」「返金」の英語表記
「交換」はexchange
「返品」はreturn
「返金」はrefund
と言います。
同じ国でも、お店により交換、返品、返金の規定は異なりますので、レシートやお店の掲示を確認しましょう。
「返品の規定」はReturn Policy
「返金の規定」はRefund Policy
と言われます。
お店の説明には、
”Returns and Refunds”
”Return, Refund and Exchange Policy”
などと書かれていることが多いです。
2.「交換不可」「返品不可」「返金不可」の英語表記
通常、どこのお店も、交換不可、返品不可、返金不可の品々のリストを出しています。
交換不可の場合には、can’t be exchanged、non-exchangeable
返品不可の場合には、can’t be returned、non-returnable
返金不可の場合には、can’t be refunded、non-refundable
などと書かれています。
例えばイギリスのあるスーパーのリストの上にはこのような文がありました。
“The following products are not refundable unless faulty:”
「以下の製品につきましては、不良品以外は返金いたしかねます。」
*“unless faulty”というのは、「(製品に) 欠陥がない限り」という意味です。
3.交換、返品、返金の方法は?
交換、返品、返金の手続きは普通、 通常のcashier(レジ係)の所ではなく、Customer Serviceと書かれたお客様サービスカウンターで行われます。
多くのお店では、レシートの他、支払いにクレジットカードやデビットカードを使用した場合はそれらの提示が必要になります。
例えば、アメリカのスーパーには以下のような表示があります。
“The customer should present the item, receipt and original method of payment used (credit card or debit card).”
「お客様には、商品、レシート、購入時に使用されたクレジットカードまたは
デビットカードをご提示いただきます。」
*original method of payment usedというのは、「元々使われた支払方法」という意味です。
“We do not accept returns without a purchase receipt.”
「購入時のレシートがない場合、返品はお受けできません。」
欧米のお店などでは、レシートがない場合は返金の代わりにお買い物券を発行してくれるところもあるようです。
“Without receipts, you will be given a store credit.”
「購入時のレシートがない場合は、お買い券を発行させていただきます。」
*store creditというのは、返品した品と同金額分のお買物券のことです。
また、交換、返品、返金の手続きには期日が設けられていることが多く、以下のような表現もよく目にします。
“You can return the product with the receipt within 90 days of purchase.”
「購入から90日以内でレシートがあればご返品いただけます。」
う。
4.お店で交換、返品をする時の英会話例
「店員」は、(store )clerk、store staff、shop assistant などと呼ばれます。
(例1) 野菜が傷んでいて交換したい場合
Hello. How can I help you?
(いらっしゃいませ。どのようなご用件でしょうか。)
Hello. I bought this yesterday.
(こんにちは。昨日これを買ったのですが。)
This cucumber was bad inside.
(このキュウリは中が痛んでいました。)
Oh, that’s right.
(ああ、本当ですね。)
Can I exchange it?
(交換できますか。)
Sure. Do you have the receipt?
(もちろんです。レシートはお持ちですか。)
Yes. Here you are.
(はい。こちらです。)
Ok. I’ll get another one for you.
(はい。では、別の(きゅうり)をお持ちしますね。)
Thank you for your help.
(ありがとうございました。)
No problem.
(どういたしまして。)
以下の野菜の英語名は日本ではあまり聞き慣れないと思いますが、覚えておくと便利です。言い方は国によって異なります。
-eggplant / aubergine なす
-green pepper ピーマン
-green onion 青ネギ
-leek 西洋ニラネギ
-Brussels sprouts 芽キャベツ
-zucchini /courgette ズッキーニ
-Chinese cabbage 白菜
-Chinese white radish 大根
(例2)カビの生えたヨーグルトを返品し、返金をしてもらいたい場合
Hi. May I help you?
(こんにちは。どうなさいましたか。)
Yes. I’d like to return this.
(はい。これを返品したいのですが。)
I found mold on this organic yogurt.
(このオーガニックヨーグルトの上にカビを見つけたのです。)
Oh, that’s too bad.
(まあ、それはひどいですね。)
Can I have a refund?
(返金していだだけますか。)
Here is my receipt.
(こちらがレシートです。)
Certainly. Can you fill this form and sign here?
(承知いたしました。この用紙に記入してサインをお願いできますか。)
All right. Here you are.
(分かりました。はい、書きました。)
Thank you. Here is your refund.
(ありがとうございます。こちらがご返金分です。)
Thank you so much.
(ありがとうございました。)
他のdairy products(乳製品)の英語名も少しご紹介しましょう。
-low-fat milk 低脂肪乳
-soybean milk 豆乳
-single / light cream 生クリーム(乳脂肪分低め・コーヒー用)
-double / heavy cream 生クリーム(乳脂肪分高め・ケーキ用)
(例3)子供服を小さいサイズと交換してもらいたい場合
Hello. How can I help you?
(いらっしゃいませ。どのようなご用件でしょうか。)
Hi. Can I exchange this dress for a smaller one?
(こんにちは。このドレスを小さいサイズのものと交換してもらえますか。)
This is a little too big for my daughter.
(うちの娘にはちょっと大きすぎるので。)
Absolutely. Would you like size 4T?
(かしこまりました。4Tサイズでよろしいですか。)
Yes. That’s fine. Thank you.
(はい。それで結構です。ありがとうございます。)
海外で交換/返品/返金したいときの英語表現まとめ
お店で交換、返品をする時に必要な単語と会話例をご紹介しました。
英語で伝えなければと思うとつい気後れしてしまうかもしれませんが、上のような単語と表現を覚えておけばそれほど大変なことではありません。
海外では不良品を交換、返品するのは当たり前のことで遠慮や泣き寝入りをする必要はありません。
アメリカやイギリスなどでは、プレゼントとしていただいたものでさえ、サイズや色が好みに合わない場合、Gift Receipt(プレゼントに同梱されている金額表示なしのレシート)をもって交換に行くことができます。
好きな色やサイズが見つからない場合は、そのお店のGift Card(商品券)を代わりに発行してくれるお店もあります。
冒頭でも述べましたが、洋服や靴も、国によってサイズ表示の仕方が異なります。
子供服の場合、サイズが月齢表示、年齢表示であれば選択の目安にはなりますが、日本人のお子様には丈が長すぎたり、幅が大きすぎることもあります。
万が一サイズが合わなかった場合は迷わずお店に交換や返品に行きましょう。
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