安全な野菜・肉はどれ?アメリカのスーパーで見る食品ラベルまとめ

アメリカ駐在が始まってスーパーに行ってみたものの「何を買おう?」「安全なものはどれ?」と戸惑ってしまうこと、ありませんか?
見慣れない英単語のオンパレード、見たこともない野菜や果物、何か一つ買うにも種類が多くて、どんな基準で選んだら良いか迷ってしまいますよね。

日本から来たばかりだと「アメリカの食材は薬品漬けで怖い」という先入観もあるかもしれません。でも、ちょっとした予備知識さえあれば、大丈夫!
今回は、アメリカのスーパーでよく見かけるラベルの中でも、特に日本人家庭で買うことの多い、野菜や果物、肉や卵に関する用語についてご紹介します。

野菜・果物についているラベルの英語

USDA Organic (オーガニック)

USDA(米国農務省)が認める認定機関の審査基準を満たしたオーガニック食材。
通常より割高ですが、特に野菜や果物は、残留農薬の心配や健康への影響、栄養面、環境への配慮などを考えて、オーガニックを選ぶ人が増えています。

無農薬で3年以上栽培された土壌から収穫され、遺伝子組み換えなし(NON-GMO)で、土や水も厳格な基準をクリアしていること。薬品を使う農家とは定められた距離を置くこと 、などが条件として定められています。

Conventional (従来品)

「従来の、ありきたりの」という語源から転じて、野菜や果物売り場で使われるとOrganicと対比して「非オーガニック」という意味でも使われます。

Local (地元産)

地産地消のカルチャーが根付く都市では、地元産の食材を意識して買う人が多くいます。地元の農家を支えるだけでなく、輸送費も時間もかからない安くて新鮮な食材を求める消費者が増えています。

残留農薬の多い野菜・果物リスト

そうはいっても、全ての食材をオーガニックで揃えるのはお金もかかりますよね。
そんな時は、こちらの残留農薬の多い、少ないをまとめたガイドラインが便利です。
ベリー系はオーガニック、アボガドは非オーガニックでもOKと迷わず買い物出来るようになりますよ。

Dirty 12(残留農薬が多い野菜・果物 ワースト12)
https://www.ewg.org/foodnews/dirty-dozen.php

Clean 15(残留農薬が少ない野菜・果物 ベスト15)
https://www.ewg.org/foodnews/clean-fifteen.php

肉・卵についているラベルの英語

アメリカの家畜は、どのような環境で育てられたのか、細かく細分化されていて情報が複雑ですが、ざっくりとまとめると以下のようになります。

USDA Organic

オーガニック飼料を食べて育てられた家畜か、野外の飼育場へのアクセスがあるかどうか、成長ホルモンや抗生物質が使われていないかどうか、などの基準をクリアしたものが、認定されています。

Naturally Grown

オーガニックほど明確な基準がないため曖昧です。Conventional(従来品)より安全かどうかは定かではありません。

Grass-fed

牧草を食べて育った、と意味ですが、単に牧草の餌だけ与えられて飼育小屋で飼われていた可能性があります。

Pasture-raised

放し飼い、牧草地で飼育された、という意味で自ずと牧草を食べています。より恵まれた自然環境の中で育てられた家畜です。

U.S. Choice

USDA(米国農務省)が定める肉のグレード。肉の成熟や霜降り度合いに応じて、等級が決まります。
U.S. Choiceは、最高級で希少価値のU.S. Primeより下のランクになりますが、スーパーやレストランで一番出回っており、程よく霜降りで柔らかく、グリル、ロースト、焼く、煮込む、どんな調理法にも合います。

Angus Beef

アメリカでは比較的多く飼育されている牛で、Wagyu, Kobeなどのように品種を表します。スーパーで売られているものは従来品より若干割高で、バーガーやステーキのメニューにもよく見かけますが、実際には交配種も多く、半分以上Angusが含まれていればAngus Beefと呼ばれます。” Certified Angus Beef”かどうか確認して。

Certified Humane

人道的、倫理的に飼育された家畜かどうかNPO団体(Humane Farm Animal Care (HFAC)) が認定している基準マーク。
Pasture-raisedの卵に、この認定があれば、鶏は、広々とした牧草地で自然界の草や昆虫を食べ、自由に歩き回って飼育されています。

Cage Free

アメリカも日本同様、多くの鶏はケージ飼いがほとんどです。
オーガニックでない場合は、「Free」と言いながら実態は、ケージ飼いとほとんど変わらない飼育条件で、抗生物質、消毒剤、殺菌剤、屋内の光もほぼなく、遺伝子組み換えコーンと大豆などの飼料を与えられています。

Grade A/AA

必ずと言っていいほど卵のパッケージに記載されていますが、白身が厚いか、黄身が高いか、殻が汚れていないかという違いのみで、AAとAにそう大差はありません。あまり気にする必要はないでしょう。スーパーで売られているものは通常AかAAで、Bは加工用に使われます。

アメリカの食品ラベル:まとめ

アメリカの家畜の多くは穀物飼料で育てられていますが、オーガニックでない家畜は、成長ホルモンや遺伝子組み換え飼料を与えられている可能性があり、ちょっと怖いので、筆者はできるだけ肉や卵はオーガニックを選ぶようにしています。
日本では、放飼い鶏卵は2000-3000円と高価ですが、アメリカではPasture-raisedの卵は10ドル以下で手に入るのでおすすめです。

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