子供に食物アレルギーがある場合、これは日本においても同じことですが、親の目が届かないところで子供の口に入るもののことが心配です。ましてまだ生活に慣れていない外国でのことはなおさら気がかりだと思います。特に学校給食は毎日のことなので注意が必要です。場合によっては最悪命に関わることなのでやはりお母さんが学校にそのことを通達しておかなければなりません。
その際、もちろん英語で説明する必要があります。それでは、どのような英語表現を使えばよいのでしょうか。
これは、
My son ( My daughter ) is allergic to ~.
となります。
~の部分にアレルギーの原因となる食物の名前を入れていけば通じます。
ではアレルギー頻度が高いと言われている特定原材料七品目である卵、小麦、乳、えび、かに、そば、落花生を英語にしてみます。
順番にeggs, flour, milk, shrimps, crab, buckwheat, peanuts です。
~の部分を複数形にするか否かは、数えられる名詞である可算名詞か数えられない名詞である不可算名詞かで違ってきます。
学校に伝えるときは口頭より手紙がベター
学校に伝えるときは、いきなりこのことを言うこともできないのでまず、 I’d like to let you know something important about my son ( my daughter ). 【息子 (娘)のことで大切なことを先生にお知らせしておきたいのですが。】と前置きをしてから My son ( My daughter ) is allergic to eggs (flour, milk, shrimps, crab, buckwheat, peanuts ). と続ければよいでしょう。
また、子供の食物アレルギーが一つであれば口頭のみで言ってもある程度大丈夫ですが、外国での話ですので書面にも残して手渡した方が良いでしょう。
まして複数のアレルギーがある場合はリストにして学校に提出しておくほうがより安心です。事故が起きてしまってから後悔しないように必要な措置です。
乳製品アレルギー用にLactose Free(乳糖なし)の商品も豊富
乳製品はケーキやクッキーなどにも使われますし、アレルギーがあったり、乳糖不耐症があったりすると完全除去するのはなかなか
難しいのではないか・・・というイメージがあります。
しかし、アメリカには「Lactose Free(乳糖なし)」の製品が豊富にあり、牛乳やアイスクリームやチーズなどもLactose Free(乳糖なし)/Dairy Free(乳製品不使用)の種類を普通のスーパーで簡単に見つけることができます。
クッキーやケーキを手作りする場合、
”Substitute for butter/milk”
(バター/牛乳の代わり)
と検索すると色々情報が出てきます!