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アメリカ駐在生活ABC:スマフォアプリ「サインアップ・ジーニアス」で学校・ご近所付き合い

アメリカ海外赴任生活ABC:スマフォアプリ「サインアップ・ジーニアス」で学校・ご近所付き合い

スマフォアプリ「サインアップ・ジーニアス」をご存知ですか?

子沢山一家のママなのに、どうしてそんなに余裕な感じなの?
実はその裏に、ジーニアスがあるからなんです!

アメリカ大陸はスマートフォンなしでは生きていけません、というのは大げさですが、ここアメリカでは、何もかもと言えるくらいアプリを通して物事が計画されます。

お誕生日の招待状、学校行事や面談日程、友人との交流イベントなど、参加表明の依頼はデジタルで届きます。それがSign up Geniusです。

学校のイベント・パーティーでお菓子や飲み物の寄付の依頼もサインアップ・ジーニアスで

便利を商品化するアメリカ、職場ではOutlookのカレンダーからアポイントメントを簡単に自動入力できますが、ランダムな友人関係や学校のクラスだとそうはいきません。

そこで活躍しているのがこのサインアップ・ジーニアスです。

これを使用すると、発信者は、パーティーへの参加人数の集計や、イベントの仕事分担まですべてオンライン上で登録してもらうことができるのです。

そして、アメリカで最もこの使用頻度が多いのが、学校と家庭の間です。

たとえば、クラス内でパーティーがある時、先生からお菓子と飲み物の寄付の依頼がこのサインアップジーニアスで届きます。
親御さんはその中から、ポテトチップスを3袋寄付、紙皿を4束というように選んで登録します。

クラスだけでなく学年イベントもこのように寄付を募って賄われていますが、興味深いことに、クラス内でも学年内でも寄付をしているのは、ほぼ同じ数名のメンバーということが多く見られることです。

これは収入格差が大きいアメリカの特徴が垣間見れる部分で、寄付をする人は毎回必ず寄付し、名前が一度も出てこないで学校生活を終える人もいます。

同じ金額を個別に払うイベントももちろんありますが、できる人ができない人の分もカバーするという姿勢は常に存在し、移動教室など個人負担の金額が大きく、経済的理由で支払えない家庭の子供の分は、余裕のある家庭がスポンサーするという選択が日常的に見受けられます。

入院や出産で食事の用意に困る友人家族を助けるときもサインアップ・ジーニアス

ボランティア精神アメリカならではというサインアップ・ジーニアスのひとつに、“Take them a meal Schedule”というのがあります。
これは、入院など友人家族が困っているときに夕食を用意してあげましょう、という発想のものです。

例えば、アメリカでの出産は、日本と異なり入院期間がとても短く、出産後に異常がなければ翌日、翌々日には退院させられます(汗)。

出産したばかりで家事なんて!というわけで、心優しいサザンベルママ友達の間には、出産帰宅したママのご家族のために交代で夕食を用意してあげるという習慣があります。

しかし、子沢山家族の多い南部、ご夫婦と子供達の人数分の夕食ともなるとかなりの量です。
さらに、交代で用意するので、得意料理がすでに選択されている場合もあります。

あなたが日本人である場合、『寿司を期待されていたらどうしよう』と絶対にありえない心配をしがちですが、大丈夫です。
レパートリーの少ない方でも失敗の少ない誰からも愛されるカレーライスがあります!(笑)

材料も普通のスーパーのInternational コーナーにて揃えることができ、アメリカ人にも意外とスンナリ受け入れてもらえますので、ご安心ください。

お誕生会・プールパーティーもサインアップ・ジーニアス!

さて、アメリカといえば、家庭内で開かれる子供のお誕生会です。

ピニャータは人気の余興の一つですが、他にもお庭にバウンス・ハウスを設置したり、移動動物園やディズニープリンセス、マジシャンをよんだりと、子供の誕生会はとても豪勢です(冷汗)。

しかし、ここは南部。
南部では6月~9月までプールが開いており、自宅にプールがある家も多いので、夏生まれのお友達のお誕生日会は、プールで開催されます。
従って『夏生まれは親孝行だ!』とママ達の間で評判です。

というわけでご家庭によっては、兄弟まとめて夏に誕生会を開催するところもあります(なんて合理的、笑)。
そしてもちろん、お誕生日会の招待状もサインアップジーニアスで届きます。

余談ですが、南部のプールパーティーではママも水着を着用しますが、幼少の泳げない子供でない限り一緒に飛び込むことはあまりありません。

子供たちがいっぱいのプールはさわがしいので、ママ達は1時間に一度ある休憩タイム通称“Adult swim”に、水しぶきがあがらなくなったプールにて火照った体を冷やします。

休憩が終わり、子供達が水に飛び込むと、ママ達はそそくさとボンボンマットに戻っていきます。
子供達と一緒に遊んであげるママは、“Look! I am such a cool mom, playing with kids!”と自己申告して笑いをとっています。

またママ達の着用する水着は、ほぼワンピースにサロンを巻いたものなので、ビキニで登場するには勇気が必要です。
ビキニを着用しているのは若いお嬢さんか、峯富士子級のボディーをお持ちの奥様だけです。

さらに、ラッシュガード着用は幼児のみで、日焼けをするのがいまだに主流です。
なぜなら、アメリカでは小麦色の肌=バケーションに行った=お金持ちのイメージがいまだに存在しているからです。日本の白い肌=美肌とは正反対で、ソバカスもかわいいと言われます。

従ってビキニより、上下ラッシュガードで登場するのも勇気が必要ですが、日差しが最強な南部、この際プロサーファー気取りで、自信を持って登場するしかありません(笑)。

サインアップ・ジーニアスの便利機能

さて、サインアップ・ジーニアスが便利なのは、参加者に” This is just a friendly reminder that you are signed up for,,,,”というリマインダーが届くことです。
従って、カレンダーには書いたけれど、プレゼントを買い忘れた!というような状態を回避することができます。

さらに、参加者側からも、誰が招待されていて、誰が参加するのかというところまで見ることができるのです。
もちろん主催者側においては、参加表明者の合計人数にかぎらず、その同伴者まで自動集計できるという優れた機能がありますので、買い出し準備が楽にできます。

Calling for Action!

子沢山な南部、お子様5+人家族にもなると、ママ達はスケジュール管理だけで大仕事ですので、この便利を追求したアプリが大活躍です。
ジーニアスが味方だなんて、なんともすばらしいネーミングですね。

余裕に見えるママの影にジーニアスあり。アプリ大国アメリカでは、常にこうした新しいグループコミュニケションツールやリマインダーツールが進化しています。
このようなアプリを味方にすれば、今日からあなたもカレンダー管理マスターです。