海外赴任からの本帰国が決まると、気になるのが家具や家電の処分についてですよね。
もちろん、お気に入りの家具を日本に持ち帰る方もいらっしゃるでしょう。
しかし、アメリカの広い部屋にある分にはいいけれど、日本の家ではどうしても場所を取ってしまうというのもよく聞く話です。
アメリカで家具・家電の処分というと、ガレッジセールや寄付が一般的ですが、駐在期間が2~3年と短い場合、せっかく揃えた家具や家電もまだまだ美品のはず。
せっかくなら、少しでも高く売れたら嬉しいですよね。
都市によって、若干違いはあるかもしれませんが、筆者がカリフォルニアのサンノゼから帰国する時に使ったオススメのサイトをご紹介します。
びびなび
アメリカ最大級の日系webサイト。
地域ごとにサイトがあり、登録は無料。
『売ります・買います』の個人売買がサイト上でできます。
日本人同士のやりとりなので言葉の面でも、信用度の面でも、安心感が違います。
こちらは、筆者が本帰国の際に、びびなびに載せたリスト一覧です。
載せてから2~3日で連絡がきて、帰国までにすべて売ることができました。
もちろん一度に載せたのではなく、本帰国のスケジュールに合わせて、生活に支障の出ないものから順に売っていきました。
家まで取りに来てくれる人限定で募集をかけたので、スケジュール調整や場所の移動などのストレスがなく、非常にありがたかったです。
また使用年数が浅かったこともあり、モノによっては購入金額の半額以上の値段でも売ることができ、とても満足いく結果になりました。
もちろん売る時だけではなく、安く購入したい!という時にもオススメです。
人気のアイテムはみんな毎日のように検索をかけているので、出てきたらすぐSOLD OUTになっていたということもしばしば。
欲しいものが出てきたら、毎日欠かさずチェックすることをオススメします♪
アパートのポータルサイト
一軒家の方には使えないのですが、アパートに住んでいる方にオススメしたい方法がこちら。
アメリカのアパートには、Resident Portalという住民専用の掲示板があり、住人同士で物の売買をすることが可能です。
売り手も買い手も同じアパート内なので、引き渡しが非常に簡単ということで、たくさん反響がありました。
もちろん同じ敷地内なので、実物を見に来てもらうこともでき、購入する側にとっても安心感があったのではないかと思います。
Facebook Marketplace
Facebookアカウントをお持ちの方にぜひオススメしたいのが、Facebook Marketplaceという、2016年にアメリカでできた売買サービス。
※2022年現在日本でのサービスは行われておらず、fbの設定画面から言語を英語に、地域をアメリカに変更することで利用可能になります。
Marketplaceのアイコンから入り、売りたい物のリストを作成することができます。
購入希望者からコメントやDMがくるので、DM内でやり取りしましょう。
Facebook Marketplaceのメリットは利用者が非常に多いことと、Facebookアカウントと紐付けされているので、やりとりしている相手のプロフィールが分かるという点で非常に安心感があります。
また、近年ではBuy Nothing Projectという取り組みが世界中で広がっていて、地域ごとにBuy Nothing専用のFacebookコミュニティページが存在します。
Buy Nothing Projectとは、ご近所同士、要らなくなったものを必要としている人に無償で譲り、長く使ってもらうことを目的としていた活動で、資源の無駄をなくし、サステナブル(持続可能)なライフスタイルを目指したものです。
例えばサイズアウトした子供服やおもちゃ、思い入れのある物なので捨てるには忍びないですよね。
要らなくなったものが、また新しく必要としている人のところに迎え入れられることで、地域の絆がつながっていくのもまた、Buy Nothing projectの良いところです。
レンタル家具・家電を利用する
そもそも家具や家電は購入しないでおこうという選択肢もあります。
2年以内の短い駐在期間の場合、レンタル家具をした方がお得という考え方もあるので、駐在期間が短い方は、こういった選択肢も視野にいれておくと良いかもしれません。
帰国時の家具の処分方法まとめ
筆者が実際に利用した売買サイトのご紹介をいたしました。
本帰国が決まると、煩雑な手続き関係や引っ越しの準備と、心身ともに負担がかかります。
受け渡しに労力や手間がからない、ストレスのない方法で家具家電の処分を検討してみてください。

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