銀行で使う単語やフレーズは難しそうに感じますが、銀行に行く時はたいてい用事があって行くので、事前に心の準備をしておけば大丈夫です。ここでは、アメリカの銀行にて良く使われる単語、言い回しを紹介しますが、基本どこの国でも同じ言い回しが使えるので確認してみて下さい。
銀行用語を英語で覚えよう~ATM編~
一番使用頻度の高い、銀行のATMで見かける単語を確認してみましょう。大きな銀行では言語選択もできますが、英語も単語を覚えてしまえば簡単に操作できます!
銀行で使う英単語
PIN number・・・暗唱番号
Checking account・・・普通口座
Saving account・・・貯蓄口座
Withdrawal・・・引き出し
Deposit・・・預け入れ
Balance inquiry・・・残高参照
Transfer・・・送金
Transaction fee・・・手数料
ATMで表示される英語フレーズ
Insert/ remove your card. (カードを入れて/抜いて下さい。)
Enter your PIN. (暗証番号を入力して下さい。)
Would you like another transaction? (他にも操作をしますか?)
Would you like a receipt? (レシートが必要ですか?)
海外の銀行窓口での英会話例
ATMでの操作は金額に制限がある時があります。多額の取引をしたい時や、新規口座の開設をしたい時には、窓口で対応してもらいます。
新規口座開設の英会話例
Banker(銀行員)Hello. How can I help you?
(こんにちは。どうされましたか?)
あなたI would like to open a new account.
(新しい口座を開設したいのです。)
BankerDo you have a valid ID with you today?
(有効な身分証明証は持っていますか?)
あなたI have my passport. Is that alright?
(パスポートしか持っていないのですが、大丈夫ですか?)
BankerYes, that is fine. Do you have your SSN and something like utility bill to prove your address?
(はい、大丈夫ですよ。ソーシャル・セキュリティー・ナンバーと、何か住所が証明できるものはありますか?)
あなたYes, here you are.
(はい、どうぞ。)
BankerThank you. I will make copies of those. Just a moment.
(ありがとう。ではこれらのコピーをとってくるので、待っていて下さい。)
この後は、銀行員が情報をパソコンで入力し、内容に間違えがなければ”Signature”(署名)をします。カードは後日郵送で送られてきます。
口座の開設や、口座の管理の時には、カウンターではなく、銀行員の個人ブースで手続きをします。
パスポートやビザ、運転免許証を必ず持参しましょう。
また、Social Security Number(ソーシャル・セキュリティー・ナンバー、略してSSN)をビザ申請時またはアメリカに引っ越してから申請していると思うので、カードを持参し、番号を聞かれた時に伝えられるようにしておきましょう。
また、賃貸契約書や公共料金の請求書など、住所が証明できる物も用意しておきましょう。
厳しいところでは2つ以上の証明が必要になってくるので、ある物は全て持っていくのが良いかもしれません。
家族で1つの口座を共有できる”Joint Account”(共同名義口座)を作成するには
アメリカの銀行では、家族で1つの口座を共有することができる、”Joint Account”(共同名義口座)があります。
カードはそれぞれの名前で持つことができ、口座を共有できます。
希望する場合は、会話例の1番最初をこう変えてみましょう。
あなたI would like to open a new account, but I would like a joint account with my wife/ husband.
(新しい口座を開設したいのですが、妻/主人と共同口座を開きたいです。)
もし旦那さんが先に赴任をされていて、すでに口座がある場合は、後からでも変更することができます。その場合はこのように伝えましょう。
あなたI would like to add my name on my husband’s account.
(主人の口座に私の名前を加えたいです。)
旦那さんと一緒に行くのが手続きが1番早いですが、1人で行く場合は、口座番号がわかるように小切手を忘れないようにしましょう。あとはビザなどの身分証明があれば手続きができます。
銀行窓口で普通口座に預金をしたいときの英会話例

Bank tellerHello. What can I do for you?
(銀行員:こんにちは。どうされましたか?)
YouI would like to deposit this money into my checking account.
(あなた:このお金を普通口座に預金したいのですが。)
Bank tellerDo you have your debit card?
(銀行員:デビットカードは持っていますか?)
YouYes. Here you are.
(あなた:はい、どうぞ。)
窓口でお金を引き落としたいときの英会話例

Bank tellerHello. How can I help you?
(銀行員:こんにちは。どうされましたか?)
YouI would like to withdraw some money.
(あなた:お金を引き落としたいのですが。)
Bank tellerDo you have your debit card? How much would you like?
(銀行員:デビットカードは持っていますか?いくら引き落としたいですか?)
You1,000 dollars, pleases.
(あなた:1,000ドルお願いします。)
Bank tellerHow would you like your money?
(銀行員:どのようにしたいですか?)
You20s, please.
(あなた:20ドル札でお願いします。)
ATMで引き落しをする時には細かい設定はできないですが、窓口でお願いすれば、希望のお札で渡してくれます。金額が多いけど、どうしても6枚くらいは10ドル札で欲しい!という時は、”Can I have six 10s and the rest are 20s?”(10ドル札6枚と残りは20ドル札にしてもらえますか?)などと、聞いてみましょう。また、窓口で取引をする時には、カウンターに行く前に用紙に記入をお願いされることがほとんです。
海外の銀行で知っておくと便利な知識
Debit cardとCredit cardの違いは何?
海外の銀行ではDebit card(デビットカード)とCredit card(クレジットカード)の2種類があります。
デビットカードは、買い物で使用するとすぐに銀行口座からお金が引き落とされます。クレジットカードは日本と利用条件は変わりません。
銀行によって締切日、引落日が変わってくるので、それはきちんと確認しましょう。オンラインで買い物をするにも、デビットカードを使えるので、滞在期間が決まっているのであれば、デビットカードのみで十分だと思います。
通帳はありません!
日本の銀行のように、通帳はありません。
残高参照したり、最近の使用履歴はATMや銀行窓口で請求することができますが、オンラインで自分のページを作り、それを利用することになります。
”Online Banking”と言って、ネットで送金や口座の管理、クレジットカードの請求書”e-statement”も確認することができます。
請求書や月々の使用履歴は”paperless”(紙ではなくオンラインという意味)の手続きをすれば、手数料を取られることもありません。
まだまだCheck(小切手)を使うこともあります
買い物などはカードや現金を使用しますが、日本では馴染みのないCheck(小切手)を使うことがまだあります。
銀行の口座を開設した時には、何冊か”Check book”(小切手の冊子)もオーダーしておきましょう。
オンラインでの支払い手続き、家賃やローンの支払い、他銀行への支払いの時に使用します。小切手は普通口座と繋がっています。
渡した相手が現金に換えると口座の履歴に小切手番号と一緒に反映されるので、確認をしてみましょう。
“Pay to the order of”は「宛名」となります。
“Make a check out to 〇〇.”「〇〇宛に小切手を書いて下さい」と指示があれば、そう宛名を書きましょう。
金額を書くときは、数字ではなく単語で書きます。
$540=Five hundrend forty and xx/100
$324.78= Three hundred twenty four and 78/100
メモの欄は指示がなければ書かなくて大丈夫です。
小切手を入れるケースを銀行からもらえることがありますが、小切手を何に使ったかメモできるノートがあります。記録を残しておきましょう。
もし、小切手を貰って、銀行口座に入れたり現金にする場合は、小切手裏側の一番上に署名をしましょう。
海外の銀行で使える英会話と豆知識まとめ

銀行と言うと、難易度が高いように感じますが、必要な単語やフレーズさえしっかり頭に入っていれば大丈夫です。
オンラインバンキングはとっても便利ですし、銀行なのにドライブスルーでATMを利用することも可能なので、現金が急に必要!という時でも気軽に利用できます。
言語の変換をせずに、ぜひ英語でチャレンジしてみましょう。

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