日本の郵便局で交わされる会話とそれほど変わりはありませんが、国が違えばシステムも違うのでドキドキしてしまいますよね。
いざとなった時に躊躇しないように、いくつかフレーズを覚えておきましょう。
アメリカの郵便局での例となりますが、切手を買うときの英会話例、住所の書き方、荷物を送る時、不在票が入っていた時の英会話例や対応方法を紹介します。
郵便局で切手を買うときの英会話
日本に住む家族やお友達にクリスマスカードなどを送りたい時は、郵便局で国際用の切手を買いましょう。
Can I have international stamps?
(国際切手をもらえますか?)
How many?
(いくつ?)
Just one, please.
(1枚だけください。)
何枚かまとめて買いたい時には、切手シートが売っているので、それを頼んでみましょう。
国内用の切手であれば、スーパーのサービスセンターでも買える場合があります。
Can I have a stamp sheet for domestic/ international?
(国内用/国際用の切手シートをもらってもいいですか?)
カードだけではなく、少し厚みが出てしまった時には切手だけでは足りなく、重さで送料が変わってくるので、必ず郵便局へ行きましょう。
I would like to send this card/ letter to Japan.
(このカード/手紙を日本に送りたいです。)
“would like to 〇〇”で「〇〇したい」という意味になりますが、“want to 〇〇”よりも若干丁寧に聞こえるので、この表現を使う癖をつけてみましょう。
局員さんも丁寧に対応してくれるかもしれませんよ?!
海外から郵便物を送るときの住所の書き方
封筒や箱の表、左上には、自分の名前と住所、郵便番号、国を、真ん中には相手の名前と住所、郵便番号、国を書きましょう。
アメリカから日本に送る場合、相手の名前と住所を日本語で書いても大丈夫です。
住所の下に大きくはっきりと”Japan”と書くことを忘れないようにしましょう。
英語で住所を書く時は、日本語とは逆になります。
アパート番号などから書きましょう。
郵便番号(postal code)は最後に書いて大丈夫です。
(住所例)
123, 33-44 Takashima, Nishi-ku,
Yokohama, Kanagawa JAPAN
245-1234
小包を送る時には税関申告書(Customs Declaration and Dispatch Note)に記入しなくてはならず、全て英語での記入となります。
中身を細かくきちんと書かないといけません。
例えば、ざっくりfood(食べ物)と書くのではなく、chocolate(チョコレート)や cookies(クッキー)と品物別に書きます。
事前に何部か家に持って帰っておき、ゆっくり丁寧に書くのも方法です。
それぞれのアイテムの重量を書く欄がありますが、それは荷物の総重量を局員が書いてくれるので、空欄のままでも大丈夫です。
海外から日本に荷物を送るのに、安く/早く送る方法は?
アメリカから荷物を送るには値段や日数の違うサービスがいくつかあります。
日本へ送るのは決して安くはありません。
郵便局へ行くと無料で箱がもらえますが、その箱に書いてあるサービスで送ることになり、値段が高くなることもあるので、家にある箱(靴を買った時の箱でも可能!)で用意をし、郵便局へ持っていって1番良い方法を聞いてみましょう。
What is the fastest way to send this package?
(この荷物を送るのに1番早い方法は何ですか?)
What is the cheapest way to send this package?
(この荷物を送るのに1番安い方法は何ですか?)
どのサービスを使うかわかったら、郵便局に荷物に貼れるステッカーラベルがあるので、そこに住所を書いて荷物に貼ることもできます。
他にも荷物を送るときのフレーズ例を見てみましょう。
How long does it take to be delivered?
(配達されるのにどのくらい時間がかかりそうですか?)
I would like to send this package with a tracking system.
(追跡サービスをつけてこの荷物を送りたいです。)
不在票が入っていた時はどうする?再配達より郵便局に行く方が早い!?
荷物が配達された時に自宅にいないと、不在票が入っている時があります。
アメリカの不在票は小さな薄いオレンジ色の紙に”Sorry, we missed you”と書いてあります。
不在票が入っているのは、サインが必要な時だけ。Amazonなどで注文した商品はドアの前にポーンと置かれていることがほとんどで、運が悪いと盗まれるなんてこともあります。日本のように時間指定ができることはほぼないので、届く日が分かっている時は注意しましょう。
さて、不在票が入っている時は、再配達もできますが、自ら郵便局に行くほうが早いです。住んでる地域に何件か郵便局がある場合は、どの郵便局に荷物が保管されるのか確認してみましょう。
また、保存期間が過ぎると発送元に送り返されてしまうので、注意しましょう。
不在票を持って郵便局に荷物を取りにいった際の英会話例をご紹介します。
不在届をもって郵便局へ荷物を取りに行くときの英会話
I got this notice. Can I get my package?
(このお知らせをもらいました。荷物をもらえますか?)
What was the date for the delivery?
(配達の日付はいつですか?)
It says on September 24th.
(9月24日と書いてあります。)
アマゾンで注文した商品はアプリに「配達記録」が届く
アマゾンで注文すると、「配達記録」としてどこに置いてあるか写真がアカウントに残ります。スマートフォンにアプリがあれば、お知らせが届きます。以前は他業者が配達することもありましたが、アマゾン専用の配達トラックも良く見かけるようになりました。
それでも、外に置かれることは変わらないので、配達ボックスやアパートの事務所に届けてくれる以外は、要注意です。
大きい郵便局だと配達の日付で倉庫に仕分けていることもあるようで、日付を聞かれるかもしれませんね。不在票に書いてあるのですが見ずに聞いてくる場合に備えて、自分でもよくチェックしておきましょう・・・!不在票を見せ、ただ “I would like to get my package.”(私の荷物が欲しいです。)と簡潔に伝えてももちろん大丈夫です。
配達用語
“Have/has been shipped”=発送済み
“Out for delivery”=配達中
“Have/has been delivered”=配達済み
アメリカから日本への荷物は4lbを超えると高くなる!
アメリカから日本への郵送代も決して安くはありません。
<First-Class>
キーポイントは”4lb”。この重さ以下であれば、First-Class扱いで送料は安いですが、配達に時間がかかります。
<Priority Mail>
4lb以上20lb未満は送料が均一となります。
6-10営業日で日本の住所に配達されます。注意したい点は、箱の大きさ。
Medium(中)サイズとLarge(大)サイズで送料が変わります。郵便局に無料の箱があるので利用してみましょう。
PO BOX = 郵便局に設置してある私書箱
住所でPO BOXという記載がある場合、郵便局に設置してある私書箱を意味します。アメリカでは普通に私書箱を利用しています。
サイズによって使用料は異なり、半年払、年払が選択できます。
郵便局に行くと、必ず目に入る位置に設置してあります。
海外の郵便局での英会話 まとめ
郵便局での英会話はいくつかのフレーズを覚えておけば、自分の目的も難なく終わらせることができます。それでも慣れない土地、慣れない言語での買い物は初めは緊張してしまいますよね。
本日ご紹介した郵便局での英会話フレーズを覚えて、郵便局へ行く前に少し練習してから行ってみましょう。
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