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アメリカの「アフタースクール」ってどんなことするの?申込方法と体験談

アメリカの「アフタースクール」ってどんなことするの?申込方法と体験談

渡米後スクールの入学手続きも無事終わり、ほっとしたのも束の間、次に考えなくてはいけないのがAfter Schoolについて。

After Schoolとは、日本でいう学童と習い事が合体したようなもので、アメリカではとてもポピュラーなプログラムです。

スクールによって、費用やプログラム内容、時間など変わってくると思いますが、ここでは筆者の住むNY市のPublic School(公立学校)を例にご紹介していきます。

アメリカのAfter Schoolって何?

After Schoolは日本でいう、学童と習い事が一緒になったようなシステムです。

After Schoolは基本的にスクールの敷地内で行われますが、地域の民間団体がスクールと提携して運営している特別プログラムのため、習い事と同じで費用がかかります。

こちらが実際に学校から届いたAfter School表の一部です。

After Schoolプログラム

見てみると、STEM(科学系プログラム)などのアカデミックなクラスから、バイオリンやギターといった音楽系、ダンスやサッカーなどの運動系のクラスまで幅広く選択できるようになっています。

赤文字で書かれているのは、参加できる対象のGrade(学年)を表しています。

例えばPK-2だと、Pre-K(Kinderのひとつ前の学年)からGrade2(小学校2年生)までが対象ということになります。

25spotsは、定員が25人という意味です。

・希望の曜日
・対象の学年
・子どもの興味のあるもの

を考慮しながら決めていきましょう。

取りたいクラスが決まったら、スクールが運営しているサイト上でRegister(登録)すればOK!

After Schoolの登録画面

After Schoolの料金は?

After Schoolは1年を通して、Fall(秋)とSpring(春)の2セメスター構成で行われます。

費用は回数やプログラム内容によって違いますが、上記の写真のように1セメスターが4ヶ月の場合$350~$500くらいが相場です。

ローカルの習い事と比べると、スクールで行われるAfter Schoolの方が若干安いという印象です。

After Schoolの時間ってどのくらい?

娘の通うスクールでは、通常授業が終わった後、子どもたちはAfter Schoolのクラスごとに振り分けられてそれぞれの教室に向かいます。

After Schoolは14:30から始まり、保護者が16:00にピックアップに行くことになっています。

子どもにとってもスクールは通い慣れた場所で安心ですし、親にとっても一度のピックアップで済むのは非常にありがたいですよね。

After School実際取ってみてどうだった?

After Schoolの内容は分かったけれど、

『渡米したばかりでスクールにも慣れていないのにAfter Schoolまで入れちゃって大丈夫?』
『子供の負担にならない?』

と、親としてはいろいろ悩んでしまいますよね。

筆者の場合は、渡米してから2ヶ月後に始まったAfter SchoolでCooking Classを取ることにしました。

スクールのルーティンワークにもちょうど慣れてきた頃だったので、いいタイミングだったと思います。

クラスの最終日にもらってきたレシピ集。

レシピ集

作るものもドーナツやパンケーキなど、アメリカらしいものが多くて楽しい!

After Schoolのアクティビティ例

クラスを選ぶ際は、

・英語が分からなくても、周りの人たちの動作を見て理解できるもの
・娘が興味のあるもの
・一人ではなく、みんなでできるもの

この3点を意識して選んでみました。本人も楽しんで一度も休むことなく参加していたので良かったです。

After Schoolに入れてよかったこと

After Schoolに入れてみて筆者が感じたメリットとしては、

・クラス以外にもおともだちができる
・スクールの後、家に帰ってダラダラしないですむ(放っておくとYoutubeばかり見ています…)
・必然的に英語に触れ合う時間が増える

お子様がまだあまり英語を理解できない場合、複雑なルールのものや、言葉でのコミュニケーションが必要になってくるものは、最初のうちは避けた方が良さそうです。

Afte rSchoolの失敗談

ここで筆者の失敗談(?)もひとつ、ご紹介しておきます。

別のセメスターでAfter Classを取った時のこと。
半分くらいすぎたころから、After Schoolに行きたくないと言いだしました。

少しお休みさせて様子を見ていたのですが、After Schoolに行かなくなった代わりに、放課後はクラスのお友達と校庭で遊ぶようになりました。

親としてはちゃんと最後まで頑張って欲しいという気持ちもあったのですが、たどたどしい英語ながらも、校庭で楽しそうに遊び回る娘の姿を見て、無理やり行かせなくて良かったなと感じた出来事でした。

After Schoolも参加してみないと分からないので判断が難しいですが、娘のスクールでは、1回目に参加したあと、やっぱり合わない。思っていたのと違った。と感じたら一週間以内にキャンセルするとrefund(返金)してくれるシステムもあります。

学校や団体によって違うかもしれませんが、そういった時は、スクールを通してクラスの担当者に問い合わせてみるのもいいかもしれません。

アメリカのAfter Schoolまとめ

After Schoolを通していろんなプログラムに触れてみて、お子様が、『もっと真剣にやってみたい!』ということであれば、現地の習い事に通わせてみるのもいいかもしれません。

After Schoolは日本にはないプログラムなので、こちらにいる間に、ぜひ試してみてください♪