筆者が渡米して驚いたことのひとつが、日常生活でのスマホ利用率の高さ。
スクール関係の情報は基本メールかアプリで届き、保護者や先生との連絡もすべてアプリを通じて行われます。
同じように日常生活でも、アプリを上手に使いこなすことがアメリカ生活の充実につながります。
たくさんの便利アプリの中でも、アメリカで生活するにあたって必ずと言っていいほど利用するアプリを5つ厳選しました!
決済・送金アプリ Venmo
キャッシュレス大国アメリカで、非常によく使われるのがこのVenmo。
事前に口座登録を済ませておけば、相手の電話番号を入力するだけで個人間でお金の送金が可能です。
こどもの習い事の月謝や美容院代、お友達との食事代、スクールのdonation(寄付金)など、ほとんどがVenmoで解決できてしまいます。
Venmoはクレジットカードか銀行口座からの送金かを選べますが、クレカ支払いにすると手数料がかかってしまうので、必ず銀行口座を登録しておきましょう。
You can make your payment with Venmo.
(Venmoでお支払いいただけます。)
Can I pay with Venmo?
(Venmoで支払えますか?)
メッセージアプリ WhatsApp
世界中で利用されており、現在20億人のユーザー登録数を誇る、日本でいうLINEのようなメッセージアプリです。
アメリカではシンプルにテキストメッセージでやりとりすることも多いのですが、筆者の子どもが通っているNYのパブリックスクールでは、クラス単位で保護者のWhatsAppグループがあり、保護者同士はそこでやりとりしています。
もちろんメッセージだけではなく、ネット回線を利用することで電話も可能です。
筆者が日本のホテルで働いていた時、海外在住のお客様に『Eメールでのやりとりは不便だからWhatsAppに連絡してほしい』と言われたことが何度もありました。
そのくらい、世界中で浸透しているアプリなんですね!
連絡先交換時に使う時の英文がこちら。
Do you have WhatsApp?
(WhatsAppアプリは使ってますか?)
Let’s chat on WhatsApp!
(WhatsAppでメッセージのやり取りをしましょう!)
お店・サービス検索アプリ yelp
美味しいレストランに行きたいけど、お店がたくさんありすぎてどこが良いのか分からない、そんな時に便利なのがyelp(イェルプ)です。
日本ではレストランの口コミサイトの食べログなどが有名ですが、yelpはレストラン情報だけでなく、地域のありとあらゆるサービスを網羅しているのが特徴。
レストランはもちろん、美容院、子どもの習いごと、病院に修理屋さんまで、すべてyelpで調べることができます。
たとえば、出かけ先でレストランを探したいときは、yelpを開いて、予算や条件、食べたい食事のジャンルを設定し、『現在地』を検索すると、近隣のレストラン候補をずらっと挙げてくれます。
口コミの評価が一目でわかるようになっていて非常に便利なので、出かけ先で食事する場所に困った時は、わが家はいつもyelp頼みです!
配車アプリ uber
Uberに登録してあるドライバーの車をタクシーのように利用できる配車サービスです。
Uberが運営しているウーバーイーツなどは、日本でもなじみのある方が多いのではないでしょうか。
目的地も事前に設定できるので、英語が苦手な方も安心して利用することができますよ。
クレジットカード情報を事前に登録しておくことでキャッシュレス決済ができるのもポイント。
筆者もよく利用するのですが、『お客様』というよりは、知り合いの車に相乗りさせてもらっているという感覚が近いです。感謝と礼儀をもってドライバーさんに接しましょう。
また、小さいお子様がいる方は、持ち運び型のチャイルドシートを必ず持参しましょう。
車社会のアメリカでは、チャイルドシートごとベビーカーにジョイントできるものが多いため、そういったタイプのベビーカーを1台持っていると便利ですよ。
ちなみに、ベビーカーは英語で(baby)stroller(ストローラー)です。
Could you put my baby stroller in the trunk?
(トランクにベビーカーを乗せていただけますか?)
最近では、同じく配車アプリのLyft(リフト)も人気で、筆者もよく利用しますが、時間帯によってはUberより料金が安いことが多いです。
クーポンなども上手に利用して、お得に乗ってみてくださいね!
ポイ活アプリ Ibotta
駐在妻必見のポイ活アプリがこちら。
Ibotta(アイボッタ)は、アメリカのキャッシュバックサイトで、スーパーを含む2,000の店舗で利用できます。
使い方もとっても簡単!
買い物予定のスーパーのキャッシュバック対象商品を事前にチェックします。
気になるアイテムがあれば、画像の+マークで追加していきましょう。
実際に買い物が終わりレシートをアプリにアップすると、キャッシュバック完了です。
また、購入前にアプリ上で商品をスキャンすると、キャッシュバック対象商品かどうか一目で分かるようになっているので取りこぼしもなく安心ですよ!
日本でも『ポイ活』が流行っていますが、物価の高いアメリカでは、このようなキャッシュバックアプリは本当にありがたいなと感じます。
アメリカに来たら、Apple IDは2つ用意しよう
上記でご紹介した5つのアプリですが、アメリカでしかダウンロードできないものもいくつかあります。
日本から持ってきたiPhoneの場合、海外用にもうひとつApple IDを作成する必要があります。
以下、参考にアカウントを作成してみてくださいね。
(1) Gmailを新たに取得する。
(2) 新しいGmailアドレスで2つ目のApple IDを作成します。COUNTRY/REGION(国/地域) を選択する際、 United States(アメリカ合衆国)に設定することで、アメリカのアプリがダウンロードできるようになります。
(3) 設定画面からMedia &Purchases(メディアと購入)に入り、日本のアカウントからサインアウトしてアメリカのアカウントでログインし直します。
(4) iPhoneの基本IDは日本のままで、アメリカのアプリが購入できるようになります。
一度アプリをダウンロードしてしまえば、その後アカウントを何回切り替えても利用できるので安心してくださいね。
また、日本のアプリを新しく購入したい場合は、Media &Purchases(メディアと購入)から日本のアカウントに切り替えてください。
おすすめアプリ5選まとめ
アメリカでダウンロード必須のおすすめアプリ5選をご紹介しました。
上記のアプリに利用料はかからないので、ぜひ試してみてくださいね♪
スマホ1台ですべてが完結するこの時代、いろんなアプリを利用して便利に賢く、アメリカでの生活をさらに充実させていきましょう!
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