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タンザニア駐在妻の生活ってどんな感じ?住まい/買い物/オススメの持ち物

タンザニア駐在妻の生活ってどんな感じ?住まい/買い物/荷物準備

こんにちは。昨年より夫の駐在帯同でタンザニアに住んでいる、りなぱんと申します。
アフリカに住んでいる、と周囲に伝えると、途上国や貧困のイメージが強いのか驚かれますが、皆様のイメージはいかがですか?同伴を決めた際も、周囲から治安等を心配されましたが、意外と日本よりも良いところもあるんですよ。

当記事では、アフリカ(タンザニア)に住む駐在員が実際にどのような生活をしているのか、駐在妻の視点でお伝えします。

タンザニア駐在員の住む家や環境は?

駐在員といえば、広い家にお手伝いさんを雇って優雅なイメージ。
ただ、タンザニアでの暮らしとなると想像もつかず疑問に思う方も多いかしれませんね。

家族同伴者と単身者では、生活が若干異なる!

住居に関しては、我が家はふたり暮らしのため、閑静な住宅街エリアのプール・ジム付きのマンションに住んでいます。家族同伴の駐在員は、基本的にセキュリティもしっかりしていて、複数ベッドルーム・バスルーム付き、キッチンも広々とした日本では一生住めないであろう家に住んでいる方が多いです。
ジムもマンションの中にあるので、わざわざ新規契約したり通わなくても良いのが良いところです!

お手伝いさん(ダダ)を雇っている方が多い

家族同伴の駐在員はお手伝いさん(タンザニアでは「ダダ」と呼びます)を雇っている方も多いです。

我が家も週に2回、部屋掃除から洗濯、料理、皿洗いまでケアしてもらっています。ダダに来てもらう前に料理をまとめて作り置きすると翌日に洗ってもらえるので労力が減るのでかなり助かっています。

ただ、希にヒューマンエラーでお皿を割ってしまったり、洗濯物にシミをつけてしまったり(私自身もしてしまうことなので仕方ありませんがショックですよね)、トラブルは起きがちです。私は未然に防止したいので、気に入っているお皿は自分で洗う、自分の洗濯は自分でする、貴重品は事前に見えない棚にしまっておく、などの工夫しています。

たまに砂糖を盗んだり(一度に盗む、というよりは日々少しずつ減っているパターンが多いそうです。)悪さをするダダもいるそうですが、我が家のダダは優秀で信頼していますし、とても満足しています。毎回私に、マンダジ(タンザニアのドーナツ)をくれたり、私たちも果物を買った時はおすそ分けしたり仲良くしています。

タンザニア駐在員のドライバー事情

車に関しては、前任者から車を買い取り、ドライバーを雇って通勤や買い物など平日は稼働してもらっています。周囲でも、お子さんのスクールのお迎えや買い物などのため、家族連れの方は車を所持し、大体ドライバーを雇っています。

地元ならではの交通ルールもありますので、やはりドライバーさんに運転してもらえるととても安心感があって嬉しいのでおすすめです。
現在はコロナの影響で夫の出勤日も週2回となったので、ドライバーさんの稼働率も減っています。

一方、単身の方は、住居は街中のそこまで広くない家に住み、車やダダやドライバーも雇わない人も多いです。無駄なコストは削減しているのかもしれないですね。

UBER(タクシー的存在)が格安で便利なので、休日の移動はUBERを利用して移動している方も多いです。自炊やデリバリーサービスや外食に頼っている方もいて様々ですが、家族同伴者よりはシンプルな暮らしをされている印象です。

ちなみに、長期休暇に入る際、ドライバーを雇っていない単身者の方に短期で貸し出すこともあります。あまり休むと怠けてしますので…あと、車を放置しすぎるとエンストしやすくなるので定期的に稼働させてもらう事も兼ねています(笑)

タンザニアの買い物事情は?

タンザニアでの買い物は、比較的快適といえます。
もちろんローカル市場もありますが、駐在員が通うのは大体大型スーパーか、キレイめな八百屋、欧米系オーナーのブッチャーです。

実際にどんなところで買い物するの?

スーパーは幾つかあり、日本と同じく、そのスーパーにより強みが異なります。(例えば、フレッシュな魚があるのは○○スーパー、品揃えが豊富なのは××スーパー、など)

我が家では、野菜は八百屋、肉はブッチャー、その他はスーパーと決めています。八百屋はとにかく安価で、毎朝直送されてくるので新鮮なオーガニック野菜が多く、スーパーの野菜よりも美味しいです。(虫と土が多いのは辛いですが…)肉も、スーパーだと血がにじみ出ている肉が多いのですが、ブッチャーの方が新鮮で種類も豊富です。

スーパーは種類が輸入品も多く、地場のカシューナッツや胡麻、スパイスも多く置いてありますが、その他にもインド系のスパイスや中東系の商品、ヨーロッパ圏のシリアルやお菓子なども幅広くあります。ただ、ヨーロッパ系の商品はかなり割高なので、よく値引きコーナーにおいてあります。

タンザニアに日本食はない!日本から持ってきてよかったものリスト

当然、といえば当然ですが、スーパーに日本食は殆ど無いに等しいので、和食を食べるためにはこちらに持参してくる必要があります。
私が日本から持参してよかったと思ったものをリスト化します。

みりん、しょうゆ、酢、味噌

しょうゆは一応おいてありますが、中国産のダークソイソースとライトソイソースが殆どです。大体砂糖などが入っているので持参した方が良いと思います。

みりん、酢、味噌は滅多に手に入りません。希に日本コーナーが出来て日本食品があることもありましたが、ほぼ戦争状態で1週間で大体の物品はなくなります。笑

出汁、海苔、かつおぶし、日本米など和食の基本

野菜は大体そろうので、調味料があれば和食も楽しめます!白米は持参した方がテンションも上がるのでたまにの贅沢のため2㎏ほど持参しました。

自分に合ったシャンプーや歯磨き粉、洗剤(粉)

海外産は肌に合わないことが多いので個人的には日本で購入しています。

あれば納豆と発酵器・炊飯器

大豆は現地でも手に入るので、納豆を冷凍して持参すればタネにして発酵器で納豆もできます。ただ、大豆の質が違うのと、やはり日本の納豆とは違うのであくまでも気休めかもしれません…。炊飯器は機能性を含め、日本から小型を持参するといいと思います。

自家製納豆と持参した日本米

タンザニアに住むメリット・デメリット

最後に、タンザニアに住む中で感じたメリットとデメリットをお伝えします。

タンザニアに住むメリット1:カフェとコーヒーのレベルが高い

カフェの雰囲気、コスパを含めて、正直日本のカフェよりレベルが高いです。
日本でこだわって1杯600円ほどのアメリカンコーヒーは300円以内で気軽に飲めますし、豆自体が美味しいのでエスプレッソマシンがそれなりに良ければ味も良いです。
また、土地が広いのでカフェのスペースも広く、中東系やインド系のオーナーがおしゃれなカフェをどんどん開いていて、広い空間の中でゆったりとコーヒーが飲めます。
コーヒー好き、カフェ好きにはたまらない国だと思います。

タンザニアに住むメリット2:お米がおいしい

外国に住むと一番つらいのが、お米がおいしくないことだと思っていました…が、タンザニアはお米が日本に近くておいしいです!ムベヤ地方がお米の産地で有名なのですが、ムベヤ米は日本でいうコシヒカリ的な存在で、水を多めに炊けばもっちりしています。もち米を混ぜて炊くとより日本米に近づくみたいです。

タンザニアに住むメリット3:人がとにかく親切!

タンザニア人の人柄は、フレンドリーで親切で、割と日本人に近いと感じています。
ここからは完全に私見ですが、男性はすごく親切なのですが、女性はぶっきらぼうだったり、カフェの店員がレジであぐらをかいてスマホをいじっていたり…男性の方が優しいイメージです。もちろん全員というわけではなく、優しい女性も多いです!
総じて、困っていたら助けてくれたり、笑顔で接客してくれるので安心感もあって私はタンザニアの人達が好きです。

タンザニアに住むデメリット1:交通機関が少なすぎる(ほぼ車)

タンザニア人が良い人だと言っても、基本的には日本人は“外は徒歩ででかけないように”言われています。実際、徒歩で短い距離を歩いていた人が財布やスマホを一式盗られたり、刃物を持った人に脅された事件が最近でもありました。

かといって、バスはボロボロのローカル用、バス停がどこかもわからない(地元の人のみぞ知る)、電車もない(現在建設中ですが完成はかなり先)、つまり車しか移動手段がありません。

そのため、ドライバーかUBER頼りになりますが、日本のように「あ、あれ買い忘れちゃった!買いに行こう」「気晴らしに歩こう」ということが出来ません。駐妻として、それがストレスになっていることもあります。

その代わり、週末は駐在員の娯楽としてテニスやスカッシュなど日本人同士で集まりがあったりするので、ジムやスポーツでストレス解消をしています!

タンザニアに住むデメリット2:停電が多すぎる

日本では停電といえば、震災やよほどのことがないと発生しませんが、タンザニアでは日常茶飯事です。一日2~3回は停電します。

私のマンションは割とすぐに復旧しますが、街中だと1日停電したままというケースも多いようです。
在宅勤務中に停電すると一時的にネットが途切れるので、オンライン会議中に停電が起きるとストレスも発生します…。こればかりは、今後のタンザニアの電気事業の努力次第かと思いますが、逆に日本はすごいなと思います(笑)

タンザニアに住むデメリット3:信じられない事件が割と頻繁に起きる

これだけだとかなり抽象的ですが、この半年で新築の我が家は、2度の大型工事と蟻の大量発生を経験しました。

バスルームが水漏れした時は工事に一週間以上かかり、バスタブごと外して床が砂まみれになったり、金槌の音が家に響き渡ったり…快適ではない生活が続きました。また、家の隙間が多く、一時期蟻が台所に大量発生して料理中も足にのぼってきてストレスだったので、隙間を見つけてテープをはって阻止しました。

ただ、現地の人は「虫の何がそんなに嫌なの?」という感覚なので、私はかなり神経質な人だと思われています(笑)

蟻の発生防止のためテープで応急処置をした際の画像

タンザニア駐在妻の生活って?まとめ

アフリカでの生活は、日本に住んでいると想像しづらいので少しでも伝わっていると嬉しいです。
東南アジアや欧米とはまた異なる雰囲気や生活風景ですが、アフリカの中でもタンザニアは比較的過ごしやすい国だと思います。駐在員であれば衣食住に困ることも殆どないです。

私個人でもインスタグラムやYOUTUBEにてタンザニアの情報を発信しています。ぜひ、こちらもご覧いただけると嬉しいです。

Instagram 浅見莉奈 (りなぱん)(@rinapan365days)

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