ジョージア州最大の都市アトランタの郊外にある「マリエッタ」。
今回は、そんな場所での駐在妻生活に役立つ情報をお届けします。
アトランタ周辺へ駐在予定の皆さんが、少しでもリアルな生活をイメージできる参考となりますように。
1.ジョージア州マリエッタ市ってどんなところ?
マリエッタ(Marietta)は、アメリカ南東部ジョージア州の最大都市アトランタ市の北西に隣接する市。
そんな都会過ぎず田舎過ぎない街での暮らしについて紹介します。
1-1. マリエッタ市の特徴
マリエッタは、大都市アトランタの郊外にあり、都市中心部へ通勤する人も多く住むベッドタウンです。
大都会ではありませんが、田舎すぎることもなく、程よく住みやすい街です。
気候は比較的過ごしやすく、四季を感じられます。
夏の暑い日は30℃を超えますが、日本ほどの湿度はありません。
また冬の寒い日は0℃を下回ることもありますが、雪が降ることは極まれで、うっすら積もっても数時間で消えてしまいます。
ですが例外的に、2014年には記録的な猛吹雪に見舞われたこともあります。
1-2. マリエッタ市の見どころ
マリエッタの街の中心部「マリエッタスクエア(Marietta Square)」には、広場を囲むようにレストランやお土産屋さんが並びます。
週末にはファーマーズマーケットも開催され、地元の食材を求める人で賑わいます。
近くには観光客用のビジターセンターや歴史博物館もあります。
また、マリエッタはジョージア州コブ郡(Cobb County)の郡庁所在地でもあり、広場の近くには裁判所もあります。
20件近くのレストランが集まるマリエッタスクエアマーケット(Marietta Square Market
)では、様々な料理を楽しむことができ、音楽ライブなどのイベントも開催されます。
2. マリエッタ暮らしに役立つお店情報
マリエッタ、そしてアトランタ周辺で生活するのに役立つ、日常で使えるお店について紹介します。
2-1. 便利なスーパーマーケット
一番買い物に行くことが多いであろう食料品が手に入るスーパーを2種類に分けて紹介します。
オーガニック系食品を多く扱うスーパー
・ホールフーズマーケット(Whole Foods Market)
・トレーダージョーズ(Trader Joe’s)
・スプラウツファーマーズマーケット(Sprouts Farmers Market)
安価な商品が手に入りやすいスーパー
・パブリックス(Publix)
・クローガー(Kroger)
・アルディ(ALDI)
・ウォルマート(Walmart)
・コストコ(Costco Wholesale)
次に、日本食材やアジア系食材が手に入りやすいスーパーを紹介します。
日本に比べれば高額になりますが、日本で馴染みのあったほとんどの食べ物(日本米、調味料、納豆など)は手に入れることができます。
・エイチマート(H mart)…韓国系スーパー
・とまと(Tomato Japanese Grocery Store)…日本食を扱うスーパー
・ブフォードハイウェイファーマーズマーケット(Buford Highway Farmers Market)…世界中の食材が集まるスーパー
・ナンデムンファーマーズマーケット(Nam Dae Mun Farmars Market)…韓国系スーパー
続いて、日用品や薬が手に入るスーパーやドラッグストアを紹介します。
・ターゲット(Target)…日用品、服、薬、食品の集まるスーパー
・ウォルグリーン(Walgreens)…ドラッグストア。調剤薬局を兼ねる店舗もある。
・シーブイエス(CVS)…ドラッグストア。調剤薬局を兼ねる店舗もある。
2-2. 日本語の通じるクリニック、歯医者、美容室
英語が不安でも、電話予約から当日の対応まで全て日本語で対応してもらえるクリニック、歯医者、美容室を紹介します。
・倉岡クリニック(病院)
・Cumberland Family Dental(歯医者)
・Salon Lihga(美容室)
3. 実際のマリエッタ暮らしの様子
ここからは、実際にマリエッタに暮らす駐在妻のリアルな感想をお伝えします。
3-1. 様々な出身の人が暮らす街
マリエッタにはあらゆる人種の方が暮らしています。
アメリカ人だけでなく、南米出身の人、アジア出身の人などが混ざり合っています。
いくつか日本企業の拠点もあり、普段の生活の中で、自分がアジア人として目立っていると感じることは特にありません。
様々な国にルーツのある人が集まっているので、ブラジルやヨーロッパの食材を扱うスーパーなど、日本ではあまり馴染みの無いお店に出会えるのも、面白い所です。
3-2. 日本人が比較的多い
マリエッタ含めアトランタ周辺は、駐在員や現地人を含め日本人が比較的多く住んでいる印象です。
現地校へ通う子ども達のための日本語学校、日本食材のスーパー、日本人が経営する日本食レストランなど、嬉しい施設が身近にあります。
また日本人を中心としたスポーツチームや同好会、同世代の集まったコミュニティーや習い事教室などもあり、知り合いが居ない中渡米したとしても、日本人と知り合えるチャンスはたくさんあります。
3-3. 主な移動手段は車
マリエッタ生活での主要な移動手段は車です。
車無しの生活を送るには、より都心寄りが良いでしょう。
街にアトランタ都心へとつながる高速道路が貫いており、約30分で都心へ出ることができます。
朝の出勤時間は都心へ向かって渋滞、夕方の退勤時間、特に金曜日は郊外へ向かって渋滞します。
都心の環状高速道路の周辺は、片道5車線以上になることもある大きな道路です。
自分で運転せず移動したい場合、最も手軽な手段は配車サービスのウーバー(Uber)です。
アプリを使って簡単に車を呼ぶことができます。
3-4. 車で30分で様々な場所へ行ける
マリエッタは車で約30分圏内に様々なスポットがある立地の良さも特徴です。
まず車で約30分で到着するアトランタ都心には、水族館やコカ・コーラ博物館など、観光スポットが目白押しです。
また領事館もあり様々な手続きが可能です。
さらにショッピングモールも複数あり、週末のお買い物を楽しむことができます。
野球メジャーリーグ「アトランタ・ブレイブス」の本拠地トラストパークもマリエッタのすぐそばで、スポーツ観戦も身近です。
そして、ハイキングやキャンプなどのアウトドアを楽しめる湖や山もあります。
3-5. 車が運転できると生活の幅が広がる
これまで紹介した通り、マリエッタ生活での主な移動手段は車であり、運転ができれば出かけられる場所が増えるので、必然的に生活の幅が広がります。
逆に言えば、運転が苦手な場合、徒歩圏内に買い物できる場所があるなど、住む場所は事前に検討することをおすすめします。
特に高速道路を運転できるようになると、行動範囲が格段に広がります。
少し離れたスーパーへの買い物、子ども達の学校への送迎、友達と遊んだりランチに出かけたり、英語などの習い事に挑戦するなど、より自由に行動することができます。
国際運転免許で渡米した際には、書類が揃い次第、早めに現地の運転免許を取得することをおすすめします。
運転免許証は身分証明書にもなるので、パスポートを携帯せずに生活できるという点でも良いです。
ジョージア州/マリエッタ駐在妻レポートまとめ
ジョージア州マリエッタの暮らしの様子を紹介してきましたが、少しでも具体的にイメージしていただけたでしょうか。
季節も都会具合もほどよく、暮らしやすい街マリエッタ。
新しい場所へ不安のある方に、少しでもわくわくしてもらえたら嬉しいです。
ブログも書いておりますので、ご参考いただければ嬉しいです。
https://mamemisodiary.hatenablog.com/archive