世界で第2位の大きさを持つ空港、ダラスフォートワース空港があるテキサス州ダラス地域と子連れ駐在生活の紹介をいたします。
ダラス・羽田の直行便もありますし、カリフォルニアやニューヨーク、フロリダなど飛行機の移動はしやすいので、旅行がしやすいと喜ばれるダラス。
州が大きいため車での旅行はなかなか州を出られなくて大変ですが、それも良い思い出になります。
日本では中心街に近いほうが便利で家賃も高いイメージがありますが、ここダラスでは、駐在の方はダラス近郊に住むという方は少ないように思います。
ダラス中心街よりも郊外の方が治安が良いとされています。
駐在員が多く住んでいるエリアは、グレープバイン、キャロルトン、プレイノなど、何箇所かあるようです。
私達家族の住んでいるエリアは、ダラスから車で30分ほど郊外に走りプレイノ方面になります。
子連れダラス駐在で住む家はこのように決めました!家探しのポイント!
ダラスの家探しは、日本人の不動産屋さんがあるので親身になって相談に乗ってくださいます。
テキサスは今、大手企業など何社も他州から移動してくることもあり、出る人は少ないのに入りたい人は多いと言う現象が起き、家の価格も高騰しています。
実際に私達も、賃貸で家を探しているときに、オークション式になることもありました。
一年ごとの賃貸契約の更新で、毎年家賃が上がっており、支払いが年々大変になっている話はよく聞きます。
アメリカではオーナーさんのほうが強気に出てくるので、始めは私も驚きました。
年々上がる提示された家賃が払えなければ、「他を探して欲しい」と言われることもあるようで、引っ越しをせざるを得ない方もいます。
ただ、日本人は綺麗に家を使ってくれるということで、好んでくれるオーナーさんもたくさんいらっしゃるようです。
我が家の家の造り
我が家は平家で4つの部屋、リビング、ダイニング、お庭、2台車がおける駐車場。
アメリカでは一般的な家の造りです。
築は30年くらいです。
アメリカでは古い家、新しい家のこだわりは日本ほどないように感じます。
古い家でリノベーションをしたり家具を買い替えたり、お庭の見た目など工夫をされています。
古くても新しくても、造りはアメリカ式で、修理して欲しいところは日本人から見るとたくさんあり、いかに日本の設備が恵まれているかに気付かされました。
でも、空調は日本よりも良い気がします。
「こんなものかな~」というくらいの心づもりでいるほうがストレスを軽減させられるかもしれません。
ちなみに、湯船はない家、または湯船が浅い家が多く、私は湯船に浸かりたかったのでここは外せないポイントでした。
区画整理などはきちんとされ、芝の手入れは厳しく、スプリンクラーで水を撒くことや、伸びてきた芝を刈ることも決められています。
我が家は週に一度スプリンクラーを回し、芝刈りも1週間に1回、業者にお願いしています。
芝がのびていたり、はげていたり、玄関に何か置いてあったりすると、コミュニティーの方から注意の手紙がきます。
その甲斐があって、緑豊かな美しい住宅街が多いのですね。
周辺環境
コミュニティプールが二つ、公園が二つ、池が一つあります。
ハロウィンには多くの方が参加して大きなイベントになったり、お散歩ができたりとても住みやすい地域です。
住居選びのポイント
住居を選ぶときに気をつけたことは、日本人が多く住むエリアであること、主人の職場までの距離を考慮すること(何かあったら駆けつけてもらえるように)、グレードの良い学校の周辺であることを条件に家を探しました。
治安の良いところを選ぶのは大切です。
そのためにも、学校のグレードは一つの目安になるようです。
学校のグレードが出てくるサイトや住居のサイトを見て、学校のグレードを1つ1つ丁寧に見ました。
我が家は主人に何度も住みたい地域に足を運んでもらい、周辺環境をよく見てもらいました。
送迎は必須ですが、高学年の子は一人で歩いて帰る子もいるくらい治安が良いようです。
ですが、油断は禁物です。
お買い物は楽しい!何でも揃うダラス!
エコバックなどに活用される有名な、WholeFoodsMarketやTraderJoe’sでは、新鮮な野菜や冷凍食品、お菓子など購入される方が多いようです。
我が家もお気に入りのものがたくさんあります。
コストコは日本のカードをそのまま利用できるので、日本で入会し、引き続き利用しています。
ミツワという日本食スーパーもあります。
納豆や油揚げ、醤油やすき焼きのタレなどの調味料は少々お高いですが、日本のものが手に入ります。
お米の種類もたくさんあるので安心です。
Hmartなどのアジア系スーパーでは、薄切り肉が購入できたり、蓮根や青梗菜、もやしなど馴染みのある野菜も購入できます。
このように何でも手に入る環境ではありますが、日本のように一箇所のスーパーで全てを手に入れることは難しいです。
こちらに駐在のお友達と「あっちもこっちも行かないといけないよね」とよく話します。
また生活用品、洗濯洗剤などは、WalmartやTargetなどで購入できます。
こちらにもお菓子や野菜冷凍食品なども購入できますが、どちらかと言うと、文具やおもちゃ、生活用品を買うことのほうが多いです。
おもちゃはたーくさん販売されていて、子供たちは楽しそうです。
その他、ダイソーやプレミアムアウトレット、IKEAなどもありますし、メキシカン料理、中華料理、韓国料理、ハンバーガー、ラーメンなどなどたくさんの外食できる場所もあります。
アメリカはチップを払わなくてはいけないため、我が家はなるべく外食は控えています。
時々の外食はどこもとても美味しく楽しいです。
持ち帰りのシステムは日本よりも充実していて、食べきれなかったご飯をボックスにいれて持ち帰れます。
ラーメン屋さんで持ち帰りしている方を見たときには驚きました。
日本食レストランはまだまだ多くはないですが、カリフォルニアにまず出店してダラスにくるというパターンも多いらしいので、今後増えて欲しいです。
パンやスイーツが好きな方!
私も大好きで日本のような繊細なものに巡り合えず困りました。
朝はパン食だった我が家ですが、スーパーにある物で好みなものを見つけるのは苦労しました。
今は船便で持ってきたホームベーカリーで、色々なパンを作ります。
メーカーの方に手紙を書こうと思ったくらい、久しぶりのソフトな食パンには感動しました。
スイーツも食べたければ作る!です。
お陰でたくさん作れるようになり、太りました(^_^;)
子連れダラス駐在の味方!ダラスには様々な公園がたくさん
公園もたくさんあり、子供が怪我をしにくいよう、コンクリートはほとんどなく、遊具の周りは柔らかいウッドチップで敷き詰められていたり、芝がほとんどです。
芝の手入れもされていて、水飲み場、ゴミ箱などもあります。
野球、サッカーなどができる、とーっても広い美しい芝のある公園も多くあります。
夏には水遊びができる公園もあり、遊具も工夫されていたり、公園開拓をするのも楽しいと思います。
ただ、どこへ行くにも車はかかせません。
夏は日陰がない公園も多いので、大変かもしれません。
5月には30度をこえ、ここから長い、暑いテキサスの夏が始まります。
10月くらいまでは暑いです!
夜は7時を過ぎてもまだ明るいため、陽が少し陰り始める19時くらいから遊びに来ている親子の姿を見ることもよくあります。
気候は東京に似ている気もします。
近所の公園では、子供の誕生日パーティーをしていることもよくあり、学校帰りの子供たちも遊んでいたりして穏やかな光景です。
子連れ駐在員にお勧めの施設(病院・遊び場・公共サービス等)
病院も歯医者さんも、日本人の方が運営されてるところがいくつかあるので、駐在の方はみなさん同じようなところに通われています。
美容院も日本人の方がされているところがいくつかあり、選べるので安心です。
図書館では読み聞かせやアクティビティなどが年齢別に行われていたり、日本の絵本も少しありました。
何よりも凄いのは、一回で50冊くらい借りられること!
英語ですが、DVDやBlu-rayも充実しているので、学校が休みのときなどは助かります。
他にも色々な教会の遊び場に行ったりする方もいらっしゃるようです。
ダラスの学校/補習校/幼稚園情報
ダラスには日本人学校はなく、みなさん現地校に通われます。
ESLのクラスを受けますが、地域によりかなり差があるようです。
我が家は毎日一時間くらいESLを受け、後は現地の子供たちと同じ授業を受けています。
週に2回しかないなど、地域によってかなり差があるので調べてみたほうが良いと思います。
幼稚園は基本的に日本の幼稚園はなく、週に2・3回、午前だけ教会で開かれる幼稚園というようなものはあるようです。
ダラス補習校は、幼稚園生から高校生まで毎週土曜日にあります。
平日は現地校、土曜日は補習校に通うという方が多いようです。
我が家は現地校に少し慣れた頃、渡米3ヶ月後に補習校に入りました。
平日は現地校、土曜日は補習校のスケジュールは、始めは本当に大変でした。
子供達の精神的ケアをしながら、何が良いのか夫婦、親子でよく話し合いをしました。
子連れダラス駐在生活まとめ
学校帰りに子供達を遊ばせていると、クラスのお友達ママに会えてお話しができて、良い気分転換になっています。
このあたりは多国籍でみなさん優しいです。
色々な国の文化や情勢を、生の声で教えてもらえるのは、ここに来て一番良かったと思っている事です。
アメリカも、州が変われば色々な事が違います。
始めはセミナーなどで聞いていあ話と違う、と戸惑う事が多くありました。
今では、アメリカ内でもたくさんの違いがあったり、国の違いが楽しくて興味が尽きない毎日です。
また日本に興味を持ってくれる方も多く、お寿司は人気で話が盛り上がります。
それも歴代の駐在員の方始め、永住の方々のお陰で、周辺に日本食スーパーや日本の回転寿司などのレストラン、日本のアニメグッズや本が買えるお店があるおかげだとも思います。
10年くらい前は「日本食スーパなんてなかったよー」と知り合いが言ってました。
日本車も凄くたくさん走っています。
改めて日本の良さに気づき、少しずつ日本人が増えているこのダラス地区で、日本のことも知ってもらいながら国籍をこえ、たくさんの方と協力していけるよう努めたいと思います。