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メキシコ/ケレタロ駐在帯同して良かった3つのこと<駐在妻レポート>

メキシコ/ケレタロ駐在帯同して良かった3つのこと

麻薬や強行犯罪など、危険なイメージが強いメキシコですが、実際に住み始めてみると都でした。
コロナ渦でのご主人の帯同に不安を持たれる方へ、少しでも役にたてることがあればと思い「メキシコ/ケレタロ」に駐在帯同した私が、駐在帯同生活についてご紹介します。

メキシコ/ケレタロに駐在帯同して良かったこと3つ

メキシコ/ケレタロ駐在の良いところ①治安が良い

ケレタロはメキシコのなかでも治安が良い都市として有名です。
日系だけでなく韓国の企業も多く進出しており、日本人韓国人が多く住んでいます。
多くの日本人駐在者が住むエリアは、戸建の居住区とマンションの居住区に分かれていますが、いずれも守衛さんが付いていて安心です。
私の自宅からは徒歩圏内にスーパーが4つ、加えて日本食スーパーが1つ、オーガニックショップが1つあります。
居住区エリアには大きな公園もあり、エクササイズや犬の散歩をしている方を多く見かけます。
通りすがりの人にも必ず挨拶をするところがメキシコ人の素敵なところです。

自宅近くの公園です。
噴水の付いた池があり、アヒルがたくさん泳いでいます。
遊具やたくさんあるのでお子さん連れのお母さん達もよく集まっています。
日本食スーパー。
日本人御用達のTOYOfoodsです。なかには韓国や中国製のものも販売されています。
店員さんは全員メキシコ人で日本語は全く通じません。
値段の付いていない商品が多く、知りたい場合はレジで確認してもらいます。

メキシコ/ケレタロ駐在の良いところ②観光に最適な立地

ケレタロは北上するとグアナファト、南下すればメキシコシティがあり、週末にサクッと旅行するのに最適な立地です。
もちろんケレタロにもセントロ(中心部)には素敵なレストランやカフェが立ち並んでいますし、メルカド(市場)もあります。

メキシコシティ:メキシコの首都。車で3時間程で行くことが出来ます。街中からバスも定期的に出ています。
グアナファト:世界一カラフルな街として日本でも度々テレビに取り上げられ話題になった都市。車で2時間程。
サン・ミゲル・デ・アジェンデ:日本での知名度は低いですが、インスタ映え間違いなしの芸術家の街。
車で1時間程なのでケレタロ在住者には週末の日帰り旅行で人気です。

グアナファトで有名な展望台からの写真です。
日本では見たことのない規模の地下道にも驚きました。
駐車場が少ないので注意(歩きます)。

サン・ミゲル・デ・アジェンデのメルカド(市場)。
メキシコは色んなところにメルカドがありますが、各メルカドに地域性があって巡るのが楽しいです。
こちらはお野菜のコーナー。
通常玉ねぎは茶色の皮がすべて剥かれた状態で売られています。
日本人からすると少し抵抗があるのですが・・。
※コロナ拡大前に撮影した写真のため、写真内の方はマスクをされていませんが現在はマスク必須です。

メキシコ/ケレタロ駐在の良いところ③物価の安さ

帯同してメキシコの物価の安さに驚きました。
特に食事。ローカルフードで満足が出来るのであれば自炊するよりも外で食べるほうが安くつくぐらいです。
高級レストランへ行っても日本だったら確実に倍以上はだろうな、というクオリティの雰囲気とお食事を楽しめます。

メキシコで有名なリゾート地、カンクンもオールインクルーシブホテルでの滞在を格安で堪能出来ますよ。

歯科矯正や医療脱毛も日本の3分の1以下の価格で出来るので、メキシコで治療を始める方も多いようです。

スーパーフードとして話題のチアシードやヘンプシードも、スーパーで安価で手に入りますよ。

逆に日本では安く手に入るプラスチック製の商品(中国製品など)は、メキシコでは案外高いです。
日本だったら100円ショップに売られていそうな収納ボックスでさえ600円程度したりします。
メキシコのクローゼットや棚は仕切りがないものが多いため、もっと日本から収納グッズを持って来れば良かったと後悔しています。

メキシコ/ケレタロの駐在妻として暮らす1日の流れ

私たち夫婦は子供がいないのでのんびりした生活をしています。
お子さんがいらっしゃるご家庭は、平日インターナショナルスクールに通わせていらっしゃいます。
20年からはコロナの感染状況に応じて、度々オンライン授業に変更となっているようです(22年1月22日現在)。
ローカルの学校よりも感染対策は厳しく、各自アルコール消毒を持参して布製マスクは禁止とのことです。

メキシコ/ケレタロの駐在妻として暮らす1日の流れ(平日編)

8:00:朝ごはんを食べて主人を送り出します

コロナの感染状況に応じて在宅勤務も増えてきています。
掃除、洗濯(外には干さず、乾燥機利用です)を済ませます。

10:00:駐在妻仲間と近くのカフェでブランチ

メキシコではブランチを「デサジュノ」と言います。
メキシコ人の朝ごはんは遅く、カフェは14時までモーニングメニューを出しているところが多くあります。
私のお昼ごはん代わりです。

13:00:スーパーで食材の買い足し

基本的に週末に主人と1週間分の食材を買いだめしています。
平日は切れてしまった食材を買い足す程度。メキシコで有名なアボガドは既に食べ頃な状態で売られていることが多いため、平日買い足し要因です。
大根やニラ、白菜など日本のお野菜はなかなか地元のスーパーでは揃いませんが、毎週水曜日に生で食べられる卵や日本のお野菜の出張販売があります。
日本人好みのパンも購入することが出来ますよ。

14:00:スペイン語のオンラインレッスン

本来は語学学校に通いたいところですが、コロナの影響で需要が少ないからか現在はサービスがないようです。

19:00夕食

ケレタロでは日本のお弁当配達をしてくださるお店が私が知っている限り2件あり、疲れている時は頼んだりします。

メキシコ/ケレタロの駐在妻として暮らす1日の流れ(休日編)

9:00:セントロのカフェで主人とデサジュノ

毎週新しいレストランを開拓するのが楽しみです。

10:00:野菜市へ

毎週土曜日の午前中にセントロ方面で野菜市が開催されています。
スーパーで買う野菜よりも新鮮で美味しいと評判です。
ちなみにメキシコの野菜は食べる前に専用の洗剤で漬け置き消毒が必要です。
袋詰めされている野菜も、腐っているものや賞味期限が切れたものも陳列されているため購入時はよく確認する必要があります。

13:00:購入したお野菜を冷蔵庫へ入れるため帰宅&昼食

週末の昼食はUberEatsを頼んでしまうことも多いです。

14:00:スーパーへ野菜以外の食材を買い出し

アメリカ系スーパーマーケットのHEBを利用することが多いです。
日本食スーパーでは調味料やお米など一通りの食材が揃いますが、日本で買う3倍くらいのお値段します。
また不定期ですが、メキシコシティで人気のお魚屋さんがケレタロへ出張販売に来てくださいます。
お刺身を入手出来る貴重な機会で、日本人駐在者から大人気です。

16:00:運動

主人とジムへ行ってから、テニスをして運動します。
いずれも自宅マンションの敷地内にあります。

19:00:夕食

夕飯を食べてNetflixで映画を見ます。
映画のお供はハーゲンダッツとポテトチップス。
日本にはないフレーバーのハーゲンダッツが多く売られていて楽しいです。
ちなみにポップコーンもスーパーで大変安く売られています。

メキシコ/ケレタロ駐在帯同レポートまとめ

見ず知らずの人には不親切な日本人と違い、メキシコ人は誰に対してもとっても親切です。
拙い私のスペイン語にも耳を傾けて理解してくようとしますし、翻訳アプリを出してきてくれたりもします。
カラフルな街並み、陽気で優しいメキシコ人、年中あたたかな気候、美味しいメキシコ料理。
日本人も多く住んでいて助け合える環境があります。
きっと誰しもが素敵なケレタロ駐在帯同生活を送ることが出来るはずです。